ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 16日に突如発表された、リオの治安に関する連邦政府の直接統治が、当の州民にはどう映っているだろうか。「最悪なところまで悪化していたのだから仕方がない」という声もある反面、一部とは言え、地方行政機能が止められ、軍が統治に関与していることに拒否反応を示している人も少なくなさそう。そんな最中、17日に行われた、リオのチャンピオンズ・カーニバルで、準優勝のツイウチの「吸血鬼のテメル」から、大統領のたすきが消えていたことが話題となった。人々の話題は「ここにも連邦政府が口出しをしたのでは」と持ちきりだった。さて、これからどんな統治となるのか。
     ◎
 ここ数日、雨は降れどもそれがいずれも小雨で、6大水系の降水量がなかなか上がらない大サンパウロ市圏。だが、それにもかかわらず、6大水系の水位は下がらず、この少雨でも逆に上がっているほど。19日付エスタード紙によると、2014年に迎えた水危機以来、サンパウロ州民の水道使用量は平均15%落ちているというから、その影響もあるのだろうか。ならば、水位がもっと上がるよう、停滞気味の現在の寒冷前線が去って、次の前線に期待したいところだが。
     ◎
 18日のサッカーのサンパウロ州選手権、サンパウロ市モルンビ・スタジアムで行われたクラシコ(伝統カード)のサンパウロ対サントスは、欧州から戻ってきたエース・ストライカー、ガビゴルのゴールが決め手となり、サントスが1―0で勝利した。欧州では出場機会を失っていたガビゴルだったが、古巣に復帰してからは好調で、3試合連続で3得点の活躍を見せている。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2018年2月17日 東西南北  今年のリオ市カーニバルのスペシャルグループのパレードが政治や社会を痛烈に批判した異例のものであったことは既に報じたが、その直後に、連邦政府による治安維持のための介入が起きることになったのはなんとも皮肉だ。ベイジャ・フロールやツイウチのパレードはリオ市の現在の混乱をまさしく表現 […]
  • 東西南北2021年2月17日 東西南北  15日、サンパウロ州での対面授業再開プロジェクトでは一番最後となる、サンパウロ市立校の授業が再開した。だが、この日の授業再開は順調とは言えず、約3500校のうち580校は、清掃や消毒のための人員不足や改修工事の遅れなどにより再開を見送った(リモート授業は開始)。しかも昨年12 […]
  • 東西南北2020年12月4日 東西南北  サンパウロ州検察局は1日、元サンパウロ市文化局長のアレッシャンドレ・ユセフ氏や飲料大手のアンベブ、観光公社のSPトゥリスなどを起訴した。これは、今年のサンパウロ市カーニバルの市内のブロッコ行進に関連した契約での不正を問題視したもの。起訴状では、路上カーニバルに関連した、飲料水 […]
  • 東西南北2020年2月12日 東西南北  10日のサンパウロ大都市圏での大雨は、至るところで市民生活に大きな影響をもたらした。雨の影響は土砂崩れなどによる直接的な被害だけではなく、交通渋滞で数時間も車の中で待たされることになった人や、CPTMやバスの運行が滞ったことで通勤や通学に支障が生じ、欠勤などを余儀なくされた人 […]
  • 東西南北2019年3月12日 東西南北  「ブラジルはカーニバルが終わらないと年がはじまらない」とは、昔からよく言われているが、今年のサンパウロ州議会は、15日にようやくスタートする。今年からはじまる同州議会では、ジョアン・ドリア州知事の民主社会党(PSDB)が19人から8人へと大きく議席を落とし、ボルソナロ大統領の […]