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東西南北

 サンパウロ市のジョアン・ドリア市長は19日、サンパウロ州知事選出馬に伴い、市長を辞任することに関して「離婚のようなもの」と喩えた。同氏いわく、「数多くのカップルが自分たちの力ではどうにもできない事情があって別れる。簡単に『裏切った』とか言って済む問題ではない」とのこと。さらにドリア氏は「サンパウロ市を捨てるわけではない。サンパウロ州知事になればサンパウロ市のことを含めた行政を行うから」と、あくまでサンパウロ市との関係が続いていくと強調している。ただし、これまでの経緯から「どうせサンパウロ州知事も大統領に登りつめるための踏み台なのでは」と穿った見方をする人は現れそう。サンパウロ州にどこまで誠意を示せるか。
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 マラニョン州サンルイで18日、母親が生後7カ月の男の子を30メートル下の川に意図的に落としたが、男の子は背中にかすり傷を負っただけで奇跡的に助かった。川はちょうど浅瀬になっており、落ちた地点が柔らかい泥になっていたからだという。救出先の病院医師によると「奇跡が起きた」とのこと。23歳の母親は殺害容疑で既に逮捕されている。警察は母親の精神的障害を疑っているという。
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 サッカーのセレソンのロシアでの親善試合は23日。左サイドバックの代理選手として急遽イズマイリー(シャフタール・ドネツク)が20日に召集された。ブラジルでは無名で、数日前にフィリペ・ルイスの負傷で召集されたアレックス・サンドロも負傷したためで、いわば「代打の代打」で呼ばれた格好だ。この召集の幸運をW杯本番まで続けさせることができるか。

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