ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》ルーラ=大統領選出馬に楽観ムード=TRF4は控訴棄却も=最高裁の甘い判断が後押し=キャラバンでは石や卵の雨

《ブラジル》ルーラ=大統領選出馬に楽観ムード=TRF4は控訴棄却も=最高裁の甘い判断が後押し=キャラバンでは石や卵の雨

25日のルーラ氏(Ricardo Stuckert)

25日のルーラ氏(Ricardo Stuckert)

 リオ・グランデ・ド・スウ州の連邦第4地域裁(TRF4)は26日、サンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅を介した収賄と資金洗浄疑惑に関する、ルーラ元大統領の控訴を棄却した。だが、22日に最高裁が同氏の人身保護令適用か否かの投票を4月4日に延期し、それまでは逮捕できないと保証したことで、労働者党(PT)側も10月の大統領選に向けてルーラ氏の出馬を強行する意向を固めた。26日付現地紙が報じている。

 26日にTRF4で行われた控訴審は、ルーラ氏弁護団が1月24日に行われた第2審に関する詳細説明を求めたものだが、3人の判事が全員一致で控訴を棄却。収賄と資金洗浄の容疑での12年1カ月の実刑判決が変わることはなかった。

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