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東西南北

 労働者党(PT)党首のグレイシ・ホフマン上議がカタールの放送局アル・ジャジーラのインタビューに答え、ルーラ氏の逮捕の不当性を訴えたことが、本筋とは違うところで波紋を投げかけている。進歩党(PP)のアナ・アメリア上議は「国の治安を乱す」と抗議し、極右大統領候補のジャイール・ボルソナロ氏の支持者たちはネットで「テロリストに訴えようとするなんて上議罷免だ」などとの騒ぎも起こした。なお、アル・ジャジーラは中東情勢の報道で有名になった放送局ではあるが、それとは関係ない一般的な国際ニュースも日常的に報道している。中東というだけで偏見丸出しで騒ぐ方がむしろ問題では。
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 2002年に、当時10代だったスザーネ・リクトフェン受刑囚の両親殺害計画を実行したクリスチアン・クラヴィーニョス氏(42)。同氏の刑は昨年8月に自宅軟禁に切り替えられていたが、18日、サンパウロ州ソロカバで再び逮捕された。理由は元妻への暴力と銃の不法所持で、警官に金を掴ませて逮捕を逃れようともした。短期間での逮捕も衝撃だが、それ以上に話題を呼んだのが風貌の変化で、白髪と皺の多さ、うつろな表情はもはや老人のよう。獄中生活は彼にどう影響したか。
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 18日のサッカーのリベルタドーレス杯。コリンチャンスはアルゼンチンでのインディペンディエンテ戦で、ミスジャッジによる相手ゴール取消にも助けられ、1―0で勝利。これでコリンチャンスは第7グループの首位を維持。本拠地での2試合を含む残り3試合で1勝でもすれば決勝トーナメント進出が決まる。

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