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《ブラジル女子サッカー》南米選手権を全勝で制覇=来年のフランスW杯だけでなく、東京五輪行きの切符も手に

女子サッカー南米選手権で全勝優勝を達成したブラジル代表(Lucas Figueiredo/CBF)

女子サッカー南米選手権で全勝優勝を達成したブラジル代表(Lucas Figueiredo/CBF)

 今月4日からチリで行われていた女子サッカー南米選手権の決勝リーグ最終戦が22日に行われ、ブラジルはコロンビアを3対0で下し、7戦全勝での優勝を果たした。
 この大会には2019年にフランスで開催される女子W杯や、同年ペルーで開催される、パン・アメリカン選手権への出場権、さらには2020年の東京五輪への出場権もかかっていた。
 東京五輪の出場権獲得には、優勝が条件だったが、(南米2位は他の大陸のチームとプレーオフに回る)ブラジル女子代表は難しい条件をしかも全勝でクリアした。
 同大会は1991年に始まり、2006年の第5回大会までは3~5年と開催の間隔が定まらなかったが、それ以降は4年おきの開催となっている。8回目となる今大会でも優勝したブラジルは合計7回の優勝と、他の国々を圧倒している。
 ブラジルのスポーツサイトでは、「東京五輪に出場を確定させたのは、全世界、全種目を通じて、(開催国枠以外では)ブラジル女子サッカーが初めて」と報じられている。
 南米選手権は5チームずつの2組にわかれ、一回戦総当りのリーグ戦を行い、各組上位2チームずつが決勝リーグに進み、4チームの決勝リーグの成績が最終的な順位となる。
 一次リーグで、アルゼンチン、ボリビア、エクアドル、ベネズエラに全勝したブラジルは、決勝リーグでも、チリ、アルゼンチン、コロンビアに全勝、7試合トータルで、31得点2失点と圧倒的な成績だった。
 女子代表を長く支えてきた、エースのマルタ(32)や、クリスチアーニ(32)、大ベテランのフォルミーガ(40)は今回もチームを引っ張ったが、アンドレージーニャ(22)、ベアトリス(24)、タイース(25)など若い力も着実に育っているところを見せた。
 今回特筆すべきは、召集22人メンバーの内、17人が国外リーグでプレーしていることだ。その国々もアイスランド、アメリカ、デンマーク、中国、フランス、ノルウェー、スペイン、韓国と様々だ。
 ブラジル女子サッカーは、男子サッカーのように世界で突出しておらず、あくまでアメリカを追うグループの一つで、代表選手たちが各国のプレースタイルを取り入れ、代表チームにそれを還元する流れが上手くできている。(23日付ブローボエスポルテ・サイト、同アジェンシア・ブラジルより)

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