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《ブラジル代表》なるかレギュラー奪取?=リヴァプールのフィルミーノ、大躍進の1年

フィルミーノ(Rafael Ribeiro/CBF)

フィルミーノ(Rafael Ribeiro/CBF)

 「ブラジル代表FWのレギュラー、交代の可能性あり」最近ブラジルサッカー界では、今期急成長を遂げたロベルト・フィルミーノ(リヴァプール・26)が、代表のレギュラーFWの座をガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ・21)から奪うのではないかと話題になっている。

 フィルミーノは、2015年にドイツのホッフェンハイムからプレミア・リーグのリバプールに移籍した。同チームではレギュラーではあるものの、同じブラジル人のウィング、フィリペ・コウチーニョ(現バルセロナ・25)の陰に隠れ、地味な存在となっていた。
 ブラジル代表でも、ガブリエル・ジェズスが16年のリオ五輪でブレイクして以降、センター・フォワードのレギュラーを確固たるものとし、「フィルミーノはジェズスの控え」とのイメージが強かった。
 そのフィルミーノが、17/18シーズンの終盤にきて、一気に才能を開花させている。
 プレミア・リーグでは、リバプール加入以降では最多となる15得点を記録し、現時点で得点ランキング7位。そして、欧州チャンピオンズリーグでは10得点をあげて、クリスチアーノ・ロナウド(レアル・マドリッド)につぐ2位と大健闘している。
 このブレイクは、今年1月にフィリペ・コウチーニョがバルセロナFCに移籍して以降にはじまった。フィルミーノはそれまで、リヴァプールではフィリペ・コウチーニョにチャンスをお膳立てする役割だったが、コウチーニョの移籍後、モハメド・サラー(エジプト)、フィルミーノ、サジオ・マネ(セネガル)の3トップスタイルに移行。3人の中では、プレミアリーグで31得点と、今季、急激に台頭したサラーの神がかり的な活躍が光るが、そのサラーに刺激される形で、フィルミーノも成績を飛躍的に伸ばしている。
 3人が互いにアシストと得点を重ねあっているのも特徴だ。プレミア・リーグにおいてのアシストは、サラーが9にフィルミーノとマネが各7、チャンピオンズリーグではフィルミーノが7アシストを記録している。
 絶好調の秘密を問われたフィルミーノは、「リバプールの顔は監督のユルゲン・クロップだよ。彼は選手からベストパフォーマンスを引き出すのが本当にうまいんだ」と、自分の好調は監督の手腕によるものが大きいことをブラジル紙のインタビューで認めている。
 そして、サラーたちとの関係に関しても、「グラウンドの外でも本当に仲良しだよ。今、僕たちが調子が良い秘訣は、チーム内がお互いに尊敬をしあっているからだ」と語っている。
 そしてそれは、24日に行われたチャンピオンズリーグの準決勝第1試合、対ASローマ戦でも同様だった。この日の試合は、ブラジル代表の正GKでもあるASローマのキーパー、アリソンから5点を奪う圧勝だったが、この日もサラーとフィルミーノが2点にマネが1点、サラーとフィルミーノが各2アシストと、リバプールの勝ちパターンに持ち込んだ。
 こうした活躍で、最近ではファンの間でも、「フィルミーノが先発の方が良い」との意見が大勢になっている。
 フィルミーノはブラジル代表に関しては、「W杯では是非とも得点を決めたい。僕はそれに向けて準備しているだけだよ」と答えた。(24日付エスタード紙などより)

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