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《サンパウロ市》ビル火災の原因はショート=5階の住民が警察で証言

近隣の建物の倒壊の危険性も指摘される中、現場での捜索活動は続いている(Corpo de Bombeiros de São Paulo)

近隣の建物の倒壊の危険性も指摘される中、現場での捜索活動は続いている(Corpo de Bombeiros de São Paulo)

 【既報関連】1日にサンパウロ市中央部で起きたビル火災は、同ビルの5階で起きたショート(短絡)が原因であった事が、警察への住民の証言で明らかになったと3、4日付現地紙サイトが報じた。
 住民によると、今回の火災は、冷蔵庫と電子レンジ、テレビを繋いだコンセントでの短絡が原因で、「目覚めたら冷蔵庫の後ろで火の手が上がっていた」という。この家庭では1年前も短絡事故が起きたが、その時は小火程度で済んだという。
 証言者は生後10カ月の子供を抱えて逃げて無事だったが、3歳の娘を助けようとした夫は体表面積の75%に火傷を負い入院。娘の方も大火傷で、クリニカス病院集中治療室に入院中だ。
 一方、警察は、不法占拠を促し、住民達から家賃を徴収していた男性3人について、具体的な捜査を開始した。彼らは、不法占拠する建物を見つけたり、占拠したりするために、近隣の建物の警備員らに賄賂を払うなどして不法占拠を促しただけでなく、家賃を着服していたとの情報もある。
 首領とされるアナニアス・ペレイラ・ドス・サントスは事故当日から行方をくらましているが、彼の妻は、家賃着服などは濡れ衣だと弁明している。住民達によると、彼らは皆、最新型の車に乗り、自分達の家に住んでいたという。アナニアスの家は借家だが、その家賃は2千レアル超でかなり大きな家だという。
 なお、公式の行方不明者は、救助中に瓦礫に飲まれたリカルド・ピニェイロ氏、セウマ・アウメイダ・ダ・シウヴァ氏とその息子で9歳の双子、エヴァ・バルボーザ・リマ氏と夫のワウミール・ソウザ・サントス氏の6人に増えた。

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