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「樹海」拡大版=何が〃救世主〃ボウソナロを生んだのか?=国民が持つ既成大政党に対する絶望感、PT政権復活への恐怖、大不況による経済的切迫感

ボウソナロ連邦下議(当時、Foto: Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

ボウソナロ連邦下議(当時、Foto: Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 「絶望感から来る救世主願望」――ボウソナロ(PSL)が大統領選の一次投票で46%を獲得、ダントツ1位になった勝因を一言で表せば、そうなるのではないか。これは「既成大政党への絶望感」「相互嫌悪の連鎖」「PT復権への恐怖」「長引く戦後最悪不況への経済的な切迫感」などが背景にある。ただし、決選投票でPTのハダジ候補(今回29%)が勝つ可能性が十分にあり、本当の勝者はこれから決まる。ここでは現段階までに、ボウソナロがなぜこんなに支持率を増やしたのかを考えてみたい。(深)

 ボウソナロ刺傷事件は、彼の選挙運動において〃幸運〃をもたらした。この事件でマスコミの注目が一気に高まり、同情票を呼ぶと同時に、テレビ討論会に出て化けの皮を剥がされるのを逃れられたからだ。

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