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《ブラジル》小型飛行機墜落から4日後に操縦士発見=落とした紙切れが発見の手がかり=命はとりとめる

 農業用小型飛行機が3日にブラジル中西部マット・グロッソ州の森の中に墜落したが、操縦士は命をとりとめ、7日になって救出されたと9日付現地紙が報じた。
 救出されたのはマイコン・エステベスさん(27)で、3日にトカンチンス州のポルト・ナシオナル市を出発し、マット・グロッソ州アルタ・フロレスタ市に向かっている途中に消息を絶った。
 発見されたのはマット・グロッソ州州都のクイアバ市から600キロ離れたペイショット・デ・アゼヴェード地方の森の中。エステベスさんは4日間も、身動きが取れない状態で取り残されていた。
 エステベスさんは目的地に向かう途中で給油した後、再び飛び始めた時に、モーターに異変を感じた。高度が落ち始めたので緊急着陸できる場所を探したが、見つからず墜落。機体は炎上、エステベスさんは脱出したが、数メートル離れた後に機体は爆発した。
 消息を絶ってから2時間半後に現場に着いた捜索隊の一人は「地元の農家も爆発音を聞き、現場に駆けつけたが、機体の残骸しか見つからなかった」と語っている。
 捜索隊は、血の跡がなかったため、パイロットは逃げる事が出来たと考えたが、現場付近では操縦士を発見できず、捜索を続けていた。
 一方、エステベスさんはしばらく森の中を歩いたが、途中で力尽き、水路の脇で横たわり、祈りながら助けを待った。エステベスさんが森の中を歩いている途中に落とした紙切れが決め手になり、発見につながった。エステベスさんは頭部を負傷、火傷も負った上に脱水症状を起こしていたため、8日夜、ソコーロ市の病院の集中治療室に移送されたが、命には別状はないという。

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