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サンパウロ市=甘い市内高架橋の状況把握=マルジナル・ピニェイロスでの事故後の報告書で明らかに

 サンパウロ市内に点在する築年数の長い橋や高架橋に関し、どの橋が実際に危険な状況にあるのか、市役所はきちんと把握していないと、5日付フォーリャ紙が報じている。
 これは、11月15日未明に同市西部のマルジナル・ピニェイロスの高架橋で2メートルの段差が生じる事故が起きた後に、入札を行わずに緊急工事を行う許可をうけるため、サンパウロ市が会計検査局に提出した報告書の内容で明らかになった。
 サンパウロ市は現在も、事故の起きたマルジナル・ピニェイロスの高架橋維持のためにどういうメンテナンス工事を施せばよいのか、明確な回答を得ていない。
 さらに市内に点在する185の高架橋のうち、どれが緊急にメンテナンス工事を必要としているのかもわかっていないと答えたという。
 市事業局のヴィットール・アリ局長は、11月30日に、「現状で行われている高架橋や橋の査察は目視のみで、ブラジル技術規格協会(ABNT)が求めるレベルの検査は行われていない」ことを認めた。
 事故の起きた高架橋が1978年に造られているように、サンパウロ市内の橋や高架橋は70年代に造られたものが多く、本来なら、5年に1度は、ABNTの求める、機械類も使った精査を行わなければならない。

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