ボルソナロ政権発足後、わずか1週間で、早くも交代人事が起こり、外務省傘下の国家輸出振興庁(APEX)のアレックス・カレイロ会長がエルネスト・アラウージョ外相(社会自由党・PSL)により更迭された。カレイロ氏は「ボルソナロ大統領だけが解雇できる」とし、その判断に反抗したが、結局は押し切られた。11日付現地紙が報じている。
ボルソナロ政権発足と同時に就任したカレイロ氏だったが、9日夜、アラウージョ外相が、「カレイロ氏が辞任を申し出た」として謝辞を述べ、「後任候補にはマリオ・ヴィラウヴァ氏を推薦した」との文書を出した。