社会自由党(PSL)の昨年の統一選での幽霊候補疑惑スキャンダルを追及されていた同党重鎮のグスターヴォ・べビアーノ氏が、ボルソナロ大統領から大統領府総務室長職をいつクビにされるのかに世間の注目が集まっている。その一方で、ボルソナロ家がPSLを離脱して新政党に合流するとの報道も行なわれ、大事な社会保障改革案の提案を今週控えているにも関わらず、事態はより混沌としてきた。17、18日付現地紙が報じている。
13日にボルソナロ氏次男カルロス氏に「嘘をついた」とツイッターで批判され、ボルソナロ大統領に「不正関与が本当なら更迭」と言われていたべビアーノ氏。疑惑を否定し、総務室長はやめないといい続けてきた。