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サンパウロ大都市圏=24時間で2件の女性殺人=冷蔵庫に遺体隠し逃亡図る

遺体を隠して逃亡しようとしていたルーカス容疑者(19日付G1サイトの記事の一部)

遺体を隠して逃亡しようとしていたルーカス容疑者(19日付G1サイトの記事の一部)

 サンパウロ大都市圏のサントアンドレ市で18日、女性殺人で、男性2人(元恋人と夫)が逮捕されたと19日付G1サイトなどが報じた。

 最初の事件は18日の午前8時頃、シダーデ・サンジョルジェ区で起きた。元恋人を絞殺して冷蔵庫に遺体を隠し、逃亡を図った男が逮捕されたというものだ。

 ルーカス・アウヴェス・ダ・シウヴァ容疑者(24)は、6年前から付き合っていたが、同容疑者の麻薬常用を嫌って別れ話を切り出していた看護助手のエンジェル・ソフィア・ピロナトさん(21)を自宅に呼び、もう一度よりを戻してくれと頼もうとした。

 だが、復縁を断られて彼女を絞殺。自宅の冷蔵庫に遺体を隠し、1日中市内をさ迷った後、サンパウロ市東部のおじの家に行こうとしたが、アプリで呼んだ車で移動していた午後11時頃、匿名通報を受けた警察に捕まった。

 エンジェルさんはこれまでにも何度か別れ話を持ち出しており、その都度よりを戻していたようだ。ルーカス容疑者は容疑を認めているという。

 もう1件の犠牲者は、エリエイデ・ロドリゲス・デ・オリヴェイラさん(38)だ。

 ジャルジン・リナ区で起きた事件は、夫のマノエル・ゴメス・デ・オリヴェイラ容疑者(43)が、子供を迎えに行く途中の妻を車ではねた後、車から降りて更に銃撃を加えたもので、エリエイデさんは病院に運ばれたが、助からなかった。

 現場近くの防犯カメラには、徒歩で坂道を下っていたエリエイデさんが車道から歩道に移った直後に、坂の下から上って来て急ハンドルを切った車にはねられた様子が録画されている。エリエイデさんは既に、夫を家庭内暴力で訴えており、防ぎえた事件といえる。

 軍警の追跡を受けたマノエル容疑者は、サンパウロ市東部のイグアテミ区で軍警と銃撃戦となって負傷。サンタマルセリーナ病院に運ばれて、入院中だ。

 18日に発表された、2020人を対象に行われたアンケート調査によると、62・2%の人が夫や恋人などから暴行を受けた女性を知っているという。女性への暴行や女性殺人が増えていると感じている人は50%を超えており、早急な対策が求められている。

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