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東西南北

 ボウソナロ大統領は18日、米国のニュース局フォックス・ニュースのインタビューに答えた。この局は米国ではトランプ大統領寄りの局として有名で、ボウソナロ大統領もそれ故に応じた。だが、ここで大統領は、マリエーレ・フランコ元リオ市議暗殺事件などに関する質問を受けた。質問者は、隣人でもあった殺害容疑者のロニー・レッサ氏や、リオのミリシアと大統領との関係などにも触れたが、大統領は関係を否定した。ボウソナロ氏にとっては、自国での言動や報道のひとつひとつが、瞬く間にブラジル国内はおろか、世界中に広がることを改めて知るきっかけになったのでは。

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 19日付エスタード紙の表紙を大きく飾ったのは、ボウソナロ大統領の次男カルロス氏がブラジリアの大統領府前に立っている写真だった。「訪米中で不在の父から頼まれた」というカルロス氏だが、職務代行ならモウロン副大統領がいるし、連邦政府にカルロス氏の職務があるわけでもなく、その行為を不思議がられている。父の不在の心配をするよりも、本来のリオ市議の仕事をしてほしいと願う人たちも少なくないはずだが。

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 ここのところ、ブラジルでも話題になりつつあるボウソナロ大統領の“グル(師匠)”こと、極右思想家のオラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏。訪米中の大統領にも一部帯同する様子は、ブラジル国内でも注目された。また、大統領の訪米の前日は、トランプ氏経営のホテルで自身の著書に基づく映画の上映会までやっていたという。その映画「ミラーグレ(奇跡)」は、4月2日にサンパウロ市でも公開される予定だという。

 

 

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