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《サンパウロ州》軍警の制服に携帯カメラ 警察官による暴力抑制狙う

 警察官による暴力事件を減らすため、サンパウロ州軍警が制服の胸元に携帯カメラの装着をはじめると、1日付現地紙が報じている。

 ブラジルでは、警察官による一般市民殺害事件が増えている。2012年は警察官に殺された人が全国で2332人いたが、17年はそれが5012人に倍増した。同じ年に全国で殺害された警察官は、385人に過ぎなかった。

 また、サンパウロ州でも、殺害された警察官の数はここ数年間ずっと、年60~80人ほどだが、警察官に殺された人の数は800~900人台で、高い状況が毎年続いている。

 そうしたこともあり、サンパウロ州ではまず、警官による暴力行為への不満や家庭内暴力が頻繁に発生する地区にある六つの部隊で、制服への携帯カメラ装着をはじめる。四つの部隊はサンパウロ市、残りはサントスとソロカバになる。

 サンパウロ市では第18大隊のあるフレゲジア・ド・オーや、モオカ、エリオポリス、カポン・レドンドが対象となる。

 携帯カメラ装着による効果については既に、アメリカやイギリスなどで実績が報告されているという。

 フォーリャ紙の論評では、カメラで軍警の行動を記録することは、警察官による暴力行為や職権乱用の抑制に役立つと見られるが、サンパウロ州では17年に起きた警察官による殺害事件の9割がお蔵入りしており、暴行警察官への処罰が促進されるかは不明だという。

 

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