ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》3年で750万人が貧困層に転落=極貧層は450万人増でほぼ倍増=資源バブル期の失政も指摘=「ばらまきより基本インフラ整備を」と助言

《ブラジル》3年で750万人が貧困層に転落=極貧層は450万人増でほぼ倍増=資源バブル期の失政も指摘=「ばらまきより基本インフラ整備を」と助言

ブラジリア、大統領宮から2キロの距離に住む家族(参考画像・flickr / PT)

 世界銀行(本部:米国ワシントン、以後「世銀」)は4日、グローバル経済が及ぼすラテン・アメリカ諸国の社会指標への影響を発表した。それによると、ブラジルでは、2014年~17年に貧困層が人口全体の17・9%から21%に増大したと、5日付ブラジル各紙が報じた。

 貧困層の定義は、「日収5・5ドル以下で暮らす人」で、ブラジルでの実数は、3650万人から4400万人へと750万人増えた。4日の為替相場(1ドル=3・85レアル)でみれば、5・5ドルは21・2レで、月収換算では636レだ。

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