ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》モラエス最高裁判事=検察庁長官とも判断対立=フェイクニュース捜査めぐり=最終決定権主張し捜査継続=記事や中傷コメントを検閲?

《ブラジル》モラエス最高裁判事=検察庁長官とも判断対立=フェイクニュース捜査めぐり=最終決定権主張し捜査継続=記事や中傷コメントを検閲?

モラエス判事(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

モラエス判事(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 【既報関連】16日、最高裁や同裁判事に対する脅迫や中傷、フェイクニュース(虚報)に対する捜査の継続を巡り、ラケル・ドッジ連邦検察庁長官とアレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事が、打ち切りか否かの判断の応酬を行った。それは、モラエス判事が雑誌やネットに掲載されたジアス・トフォリ最高裁長官に関連する記事の撤去命令を出したことが、「検閲」と批判された直後だった。17日付現地紙が報じている。

 ドッジ検察庁長官は16日、最高裁が行っている同裁や同裁判事に対するフェイクニュースなどの捜査は、「司法が裁判権と同時に、捜査と告発を行う権利を行使しており、1988年憲法がそれらを分離したことに逆行する」として、検察が行ってきた捜査内容をお蔵入りさせること(捜査打ち切り)を決めた。

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