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《ブラジル》インフルエンザの死者99人超す=予防接種の実施率は45%

予防接種を受ける人達(Wilson Dias/Agência Brasil)

予防接種を受ける人達(Wilson Dias/Agência Brasil)

 【既報関連】保健省が9日、インフルエンザによる死者が、4月27日現在で99人に達したと発表したと9、10日付現地紙サイトが報じた。
 同省によると、1~4月に急性気管支系疾患を起こして入院加療を必要とした人は535人で、内99人が亡くなった。
 これら99人の死者の内、90%にあたる88人は、高齢者、慢性疾患患者、子供、妊婦、先住民、出産直後の女性で、保健省が実施している予防接種キャンペーンの対象者達だった。
 インフルエンザによって急性気管支系疾患を起こして入院した人の多くは、H1N1型のインフルエンザウイルスに感染していた(535人中254人、死者だけ見ると89人)という。
 また、同じくA型のH3N2に感染した人は54人、H1N1かH3N2かは不明だが、A型のインフルエンザに感染していた人は38人いたという。インフルエンザB型の患者は62人、A型かB型かさえわかっていないケースも127人いたという。
 今年に入ってからのインフルエンザの流行が最も顕著なのはアマゾナス州で、139人が入院を必要とし、35人が死亡した。サンパウロ州も、107人が重症化して入院、内7人が死亡した。
 それ以外で死者が出た州は、パラナ11人、パラー7人、エスピリトサント6人、トカンチンス5人、リオ・グランデ・ド・ノルテ4人、セアラーとロンドニア各3人、アクレ、アラゴアス、セルジッペ、リオ、サンタカタリーナ、南マット・グロッソ各2人、アマパー、バイア、ミナス・ジェライス、リオ・グランデ・ド・スル、マット・グロッソ、連邦直轄区各1人となっている。
 インフルエンザの予防接種キャンペーンは4月10日~5月31日で、前述の高リスクの人達の他、保健医療関連機関で働く人、教師、治安関係者、刑務所職員、社会経済階級から見て必要と判断される12~21歳の青少年ら、5950万人が対象となっている。
 7日現在で集計した予防接種実施率は、まだ45・3%だ。実施率が最も高いのは、出産から45日以内の女性の64・3%で、高齢者や妊婦も50%を超えたが、兵士や警官などの治安関係者は10・9%で最低だ。

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