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イルマン・ドゥウセが聖人に=ブラジルの女性聖職者では初

 20世紀のブラジルでもっとも有名な聖職者の1人でもある修道女のイルマン・ドゥウセ(1914―1992)が、バチカン市国からブラジル人女性としては初めての「聖人」に認められた。15日付ブラジル国内紙が報じている。
 聖人に認められるためには、福者に認定された時以外の「奇跡の逸話」が必要となる。
 イルマン・ドゥウセの場合は、「結膜炎で痛みと共に失明し、14年間も苦しんでいた患者が、彼女の名によって祈ったところ、その翌日、目覚めた時から目が見えるようになっていた」との実話が奇跡と認定された。
 この患者は50代の男性で、ドゥウセの拠点であったバイア州とサンパウロ州、さらにローマの医師たちによる診断も受けた。医師たちが「科学的な根拠が見当たらない」とし、奇跡として認定したことで聖人化につながった。
 死後27年での聖人化は、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の9年、マザー・テレサの19年に次ぐ、世界歴代3位という異例の早さだ。
 ドゥウセは、その一生をバイア州サルバドールの教会での貧者救済に捧げたことで知られ、彼女の名を冠した非営利福祉団体「オブラス・ソシアイス・イルマン・ドゥウセ」は26日に設立60周年の記念日を迎える。
 サルバドール司教区のムリーロ・クリエジェル大司教によると、法王が枢機卿たちを集め、新たに聖人と認定されたことを宣言する式典が7月に開催されるはずで、その時点で正式に聖人と呼ばれるようになるという。

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