19日、セルジオ・モロ法相は、9日から続くサイト「ジ・インターセプト・ブラジル」によるラヴァ・ジャット(LJ)作戦担当判事時代の疑惑について、上院憲政委員会(CCJ)での質疑に応じた。モロ氏は「ハッカーの目的は、明らかにLJ作戦への攻撃だ」として証拠の無効を訴えたが、同時に、その中身については「覚えていない。言ったかもしれないが、内容が変えられているかもしれない」との曖昧な答弁も行った。19日付現地サイトが報じている。
上院CCJでの質疑に先立ち、インターセプトは18日、モロ氏に関する新たな暴露報道を行った。それは2017年4月13日に、モロ氏がLJ捜査官デウタン・ダラグノル氏との会話の中で、カルドーゾ元大統領(民主社会党・PSDB)に隠し口座の疑惑が浮上したことについて捜査するか否かの話になった際、ダラグノル氏が「一応、サンパウロ州支部には要請を行った」と発言したのに対し、「大事な支持を頂いている方に対してそのようなことをするのはどうかと」と答えていた。