19日に上院憲政委員会での質疑に答え、「自分に誤りがあれば辞職する」と言い切ったセルジオ・モロ法相だったが、20日のラジオ番組が、サイト「ジ・インターセプト・ブラジル」が新たに公開した情報を基に、ルーラ元大統領のパラナ州連邦地裁での裁判に先立つ、2017年3月の交信で、原告側の女性捜査官ラウラ・テスレル氏の交代に関して、上院での応答と矛盾があることを指摘した。21日付現地紙が報じている。
20日付本面でも報じたように、モロ法相は、インターセプトの報道を「ハッカーによる違法なもの」として正当性を認めず、「自分に誤りがあれば辞める」とまで発言した。