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令和最初の「花の歌謡祭」=コロニア歌手が豪華総出演!=人気曲ばかり、8月4日開催

「見どころ盛りだくさん。ぜひ楽しんでください」と来場を呼びかける北川名誉会長(中央)、その右が好美会長、左が藤瀬さんと中野隆歌謡祭実行委員長、そしてコロニア歌手の皆さん

 令和最初の大歌謡祭――「ありがとう昭和・平成、今日は希望あふれる令和」をテーマにブラジル日本アマチュア歌謡連盟(INB、北川ジューリア好美会長)と藤瀬圭子プロダクションは、「花の歌謡祭」を8月4日(日)午前10時からブラジル日本文化福祉協会ビルの大講堂で開催する。

 本歌謡祭では令和時代の到来を祝し、82歳を迎えたINB名誉会長北川朗久氏が10年振りにステージで歌唱を披露する。ニッケイ新聞で呼びかけて応募があった人気リクエスト曲を中心に、名司会の藤瀬圭子さんが日本移民111年を振り返りながら曲の時代背景を説明したあと、コロニアを代表する歌手が総出演して、次々と歌い上げるという構成。
 10年振りにステージに上がる北川名誉会長は『影を慕いて』『アヴェ・マリア』など5曲を朗々と披露する予定。
 平田ジョエさんも友情出演し、『ありがとうブラジル』、『乾杯』で花を添え、加藤テレーザさんと伏見エルザさんが姉妹初共演を見せる。その他の見処としては、ブラジル歌謡協会から木村峰子さん、日本のアマチュア歌謡大会で優勝した中島幸夫さん、パラナ州から葦原ジャーネさんも駆けつけ、コロニア歌手が豪華総出演して、昭和と平成の名曲約40曲を披露するところ。
 美空ひばり没後30周年記念プログラムでは、藤間流日本舞踊学校の生徒らによる舞踊もステージに華を添える。
 すでに日本からもツナワキ企画の綱脇徹平社長、森下紀元さん、田島慎二さんらから応援のメッセージが届いており、中でも綱脇氏は「花の歌謡祭のパワフルな舞台に、コロニアの皆様と共に大拍手を送ります」とエールを贈った。
 入場無料だが、保存食または衛生用品の寄付を募集している。寄付品はサンパウロ日伯援護協会に寄付される。
 会場では昼食の弁当も販売。テレビやタブレットなど豪華景品が当たる抽選会にも10レアルで参加できる。
 なお当日は、リクエスト曲応募者中、選ばれた10人に記念品と感謝状が贈呈される。会場受付まで申し出を。当選者は以下の通り。西尾すみさん(スザノ在住)『川の流れのように』、石橋包次さん(スザノ)『名月赤城山』、寺田幸恵さん(サンパウロ市)『人恋酒場』、佐々木寛一さん(サンパウロ市)『荒城の月』、赤木政敏さん(サンパウロ市)『湯の町エレジー』、豊田久子さん(ピエダーデ)『黒い花びら』、比嘉光子さん(クイアバ)『この世の花』、小池庸夫さん(サンパウロ市)『影を慕いて』、前田文子さん(サンパウロ市)『柔』、秋吉寿子さん『水色のワルツ』
 歌謡祭に関する問い合わせは好美会長(電話=11・97530・9683)、または藤瀬プロダクション(11・3266・2087)まで。


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 8月4日に開催される「花の歌謡祭」の案内に来社したINBの北川朗久名誉会長、好美会長、藤瀬圭子プロダクションの藤瀬さんによると、ブラジル日本文化福祉協会前会長の呉屋春美氏、ブラジル日本移民110周年祭典実行委員長を務めた菊地義治氏の特別出演を計画しているとか。日系社会を先導してきた2人だが、歌を披露することはあまりなかった。菊地氏の方は、カラオケスナック「新宿」に毎週通うカラオケ通。歌謡祭では貴重な2人のステージがお目にかかれるかも?!

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