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サンパウロ州=麻疹患者40日で7倍に=都電の駅にも接種ポスト

地下鉄や都電の駅でも予防接種を行う事を報じた17日付G1サイトの記事の一部

 【既報関連】保健省が17日、今年に入ってからの全国の麻疹(はしか)患者は426人で、感染の有無確認中の擬似症患者も810人いると発表したと同日付G1サイトが報じた。
 真性患者の報告は7州から出ているが、特出しているのは、82%に当たる350人の感染が確認されているサンパウロ州だ。
 サンパウロ州での患者数は、6月7日現在の51人が350人とほぼ7倍(586%増)になっている。患者数が特に多いのはサンパウロ市で、273人が感染。その次に多いのはサントス市の21人だが、同市では新たな患者の発生は報告されていない。
 サンパウロ州での患者発生率は1歳未満が最も高く、10万人あたり4・7人となっている。これは、この年齢層はまだ予防接種の対象に入っていないためだ。それ以外の年齢層では、20~29歳が10万人あたり1・6人、1~4歳と15~19歳は1・3人。5~9歳、10~14歳、30~39歳も、0・7~0・9人とやや高めだ。
 ただし、サンパウロ州保健局の集計では、15日現在で既に患者数が384人に増えている。サンパウロ州ではサンパウロ市とサンパウロ大都市圏内5市で、15~29歳を対象とする麻疹の予防接種キャンペーンを実施中で、17日~8月16日は、地下鉄や都電(CPTM)、複数市を連結するサンパウロ都市圏運輸公社(EMTU)の駅にも接種ポストを開設する(開設日と時間は週毎に発表)。
 なお、サンパウロ州以外で患者が確認されている州と人数は、パラー53人、リオ11人、ミナスとアマゾナス各4人、サンタカタリーナ3人、ロライマ1人となっている。

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