ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 4日朝、ボルソナロ大統領が行った、バチェレ元チリ大統領に対する発言は大きな物議をかもしたが、大統領はこの朝、既にほかの発言でも話題となっていた。それは、同日付フォーリャ紙が、同大統領の問題発言連発のインタビューを掲載したからだ。ボルソナロ氏はその中で、連邦警察を「まぬけ」、セルジオ・モロ法相を「世間知らず」、パウロ・ゲデス経済相を「政治音痴」、そして、早くも2022年の大統領選でボルソナロ氏と戦う意欲を隠さないジョアン・ドリア・サンパウロ州知事を「早漏野郎」と、卑猥な言葉で批判していた。通常なら、これだけでも十分問題なのだが、この報道当日に、それ以上の発言をするとは。
     ◎
 2日午前、サンパウロ市地下鉄セー駅の自動改札に繋がる通路で、路上生活者たちと警備員の乱闘沙汰が起きた。これは、駅周辺で生活する路上生活者たちが駅を雨宿りの場所に使ったために起こったもの。通行人が録画した映像には、警備員たちが路上生活者たちに警棒で殴りかかり、構内を追われた路上生活者が外から石や角材を投げつける姿が映っている。軍警がかけつけたため、騒ぎは収束したが、通路には子供や女性もいた。地下鉄側は警備員たちの行き過ぎた行動を問題視している。
     ◎
 現在、中国で開催中の男子バスケットボールのW杯で、ブラジル代表は1日にニュージーランド、3日にギリシャに勝利。第3戦を待たずに第1ラウンド突破を決めた。7日から行われる第2ラウンドで4チーム中2位以上に入れば、準々決勝進出となる。前回の14年大会では準々決勝まで進んだが、果たして今回は?

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • ブラジル社会面座談会=ざっくばらんに行こう!=独断と偏見でボルソナロ新政権占う=期待できるか、2019年!2019年1月9日 ブラジル社会面座談会=ざっくばらんに行こう!=独断と偏見でボルソナロ新政権占う=期待できるか、2019年! 【深沢】さてさて、今年も年末座談会の季節がやってきました。  去年末の大統領選挙予想の座談会は、みんな見事に大外しで、ある意味〃的中〃させたのは井戸君だけ(涙)。といっても「最悪の場合それもあり得るのは」というもので、結果的にそれが的中でした。 【井戸】いえ、僕の予 […]
  • 数十年に一度、「コロナ危機」に備えよう!2020年3月17日 数十年に一度、「コロナ危機」に備えよう!  先週を境に、ブラジルはそれ以前とだいぶ変わった。しばらくは「冬の時代」に入りそうだ。「コロナ危機」により、先週1週間でブラジルは数十年に一度の激変期を迎えた。それは、景気の分水嶺でもあった可能性が高い。  今週から1カ月、2カ月の間、特にサンパウロ州、リオ州では新型 […]
  • 《ブラジル》2019年10大ニュース=ボルソナロ大統領一色の1年=大統領の息子たちもしばし話題に=南米そのものが荒れ模様2019年12月27日 《ブラジル》2019年10大ニュース=ボルソナロ大統領一色の1年=大統領の息子たちもしばし話題に=南米そのものが荒れ模様  2019年も「激動のブラジル」の印象は変わらず、多くのニュースで賑わったが、それらの中で本紙が独自に順位をつけた10項目を紹介し、振り返ってみる。  第1位は、「ボルソナロ大統領、世界で有名人に」。就任前から「南米のトランプ」として注目され続けていた大統領は、その数 […]
  • 東西南北2019年12月21日 東西南北  今年もあと2週間を切ったが、サンパウロ市民にとって年明けに気がかりなことの一つはバス代の値上げだ。昨年は3・8レアルから4レアル、今年も4レアルから4・3レアルに値上がりしており、来年はいくら上がるかとビクビクしている人もいるが、アゴラ紙によると、市は0・10レアルの値上げ、 […]
  • 底をついたかブラジル経済=明るさが見える2020年=サンパウロ市在住  駒形 秀雄2019年12月3日 底をついたかブラジル経済=明るさが見える2020年=サンパウロ市在住  駒形 秀雄  何だかんだと言っているうちに12月に入りました。あちこちで「忘年会だ」「餅つきだ」という声が聞こえてくると、「ああこの年も終りか」という実感が湧いてきます。  2019年はどんな年だったのか、そして又、新しい年2020年はどんな年になるのか、誰もが気になるところではあります […]