ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》大統領次男発言で三権全てに波紋=副大統領や両院議長も批判=検察庁や最高裁も捨て置かず=「民主政治の意義」改めて強調

《ブラジル》大統領次男発言で三権全てに波紋=副大統領や両院議長も批判=検察庁や最高裁も捨て置かず=「民主政治の意義」改めて強調

10日のモウロン副大統領(Antonio Cruz/Ag. Brasil)

 【既報関連】ボルソナロ大統領の次男カルロス氏が9日に発した「民主主義では、ブラジルが望む速さでの変革は起こらない」という、独裁政権を擁護するかのような発言は、連邦政府、連邦議会、連邦検察庁、最高裁にまで波紋を投げかけている。11日付現地紙が報じている。

 カルロス氏のツイートが9日のうちにブラジル弁護士会のフェリペ・クルス会長から批判を浴びたことは昨日付本紙でも報じた。カルロス氏はこうした批判に関し、「急いで改革を行いたい人には民主主義では時間がかかるといっただけであり、軍事政権を礼賛したわけじゃない」と反論し、「悪意に取ったマスコミが拡散しているのだ」と批判した。

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