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《ブラジル・サッカー》CBF表彰式のベスト・イレヴンは9人がフラメンゴから=最優秀選手はブルーノ・エンリケ

9日、最優秀選手の表彰を受けるブルーノ・エンリケ(Lucas Figueredo/CBF)

 9日、ブラジル・サッカー連盟(CBF)が、今年度の最優秀選手とベスト・イレヴンを発表。全国選手権を圧倒的な強さで制し、南米一にも輝いたフラメンゴが、ベスト・イレヴンのうち、9人を独占。最優秀選手にはフラメンゴのウィング、ブルーノ・エンリケが輝いた。
 ベスト・イレヴンは以下の通りだ。<キーパー>サントス(アトレチコ・パラナエンセ)、<ディフェンダー>ラフィーニャ、ロドリゴ・カイオ、パブロ・マリ、フィリペ・ルイス(いずれもフラメンゴ)、<ボランチ>ブルーノ・ギマリャンエス(アトレチコ・パラナエンセ)、ジェルソン(フラメンゴ)、<ミッドフィールダー>エーヴェルトン・リベイロ、アラスカエタ(いずれもフラメンゴ)、<フォワード>ブルーノ・エンリケ、ガビゴル(いずれもフラメンゴ)
 今年のフラメンゴは、フラメンゴ移籍以前に優秀な実績を持っていた選手がここ1、2年で大量に集まったことでも知られる。彼らのような選手が多すぎて試合に出られなくなるような選手余剰の状況に置かれることはなく、彼らが常にレギュラーで先発出場できるようなチーム作りを行い、歯車が噛み合った印象を強く残した。
 注目の最優秀選手は、25得点で得点王のセンター・フォワードのガビゴルか、2位で21得点を記録したブルーノ・エンリケになるかが注目されたが、チャンス・メイクでも貢献したブルーノ・エンリケに軍配が上がった。
 ガビゴルとブルーノも、昨年は共にサントスで活躍した移籍組だ。
 ブルーノ・エンリケは今月30日で29歳。22歳までは一般のアマチュア・チームでプレーしていた変り種で、2015年にゴイアスで7得点を記録するまでは全くの無名選手だった。
 一度、ドイツのウォルフスブルグに移籍したもののうまくいかず、2017年、移籍先のサントスで1年を通じてレギュラーとして活躍したあたりからようやく、「国内屈指のフォワード」として注目されはじめた遅咲き選手だ。
 ブルーノは受賞スピーチで、「(サントス在籍中の)2018年は怪我との戦いで、満足なシーズンが送れなかった。今年は、フラメンゴを代表して最高のシーズンを送ることができた。全てに感謝している」と喜びを語った。(9日付グローボエスポルテなどより)

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