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2019の記事一覧

《ブラジル》親ボルソナロ・デモは予想以上の動員=15日の教育デモには及ばぬが=マナーも上々、ゲデスやモロ称える=一部では議会や最高裁への攻撃も

パウリスタ大通りでのデモの様子(Rovena Rosa/Agencia Brasil)

 26日、26州と連邦直轄区の約140~160ほどの市で、ボルソナロ大統領を擁護するデモが行われた。当初の予想を上回る人出で、大半は社会保障制度改革に焦点を定めた平和的なデモとなったが、一部では、議会や最高裁の閉鎖を求めたり、ロドリゴ・マイア下院議長を攻撃したりする内容も見られた。27日付現地紙が報じている。  今回のデモは、ジ ...

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未だに多い債務不履行者=リボ払い規制も効果薄く=国民に根強い安易な借金癖

「すぐに支払わなければならない金額は少ない」と安易な借金は禁物だ(参考画像 Marcello Casal Jr./Ag. Brasil)

 ブラジル中銀が一昨年、ロタチーボ払い(リボ払い)の仕組みを変更したにも関わらず、債務不履行に陥る国民は減っていない現状を、27日付現地紙が報じた。  ロタチーボ払いとは、クレジットカードで買い物をした時に、最低支払い額とそれを払った場合の残額は(利息付で)分割払いできることを明示して、「高額の買い物をしても最低額さえ払えばカー ...

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《ブラジル》アマゾナス州マナウスの刑務所で暴動=収容者の喧嘩で15人が死亡

暴動が起きたアニージオ・ジョビン刑務所(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 アマゾニア州マナウス市アニージオ・ジョビン複合刑務所で26日、収容者間の喧嘩が暴動に発展し、15人が死亡したと26、27日付現地紙、サイトが報じた。  暴動が起きたのは26日午前11時頃で、ちょうど家族の訪問を受け付けていた時間帯だった。  刑務所管理局のマルコス・ヴィニシウス局長によると、今回の暴動は収容者間の喧嘩が原因で、 ...

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《ブラジル》ゲデス経済相が「改革骨抜きなら辞任」と示唆=ボルソナロ大統領は結束の固さアピール

 パウロ・ゲデス経済相が24日、雑誌Vejaのインタビューで、「もし、社会保障制度改革が骨抜きになり、有名無実化してしまったら、辞めることも厭わない」と発言したと、24、25日付現地各紙・サイトが報じた。  この発言が報じられた直後、「大統領就任後に初めてブラジル北東部を訪問していたボルソナロ大統領(社会自由党・PSL)が、『職 ...

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カンヌ映画祭=「バクラウ」が審査員賞受賞=ブラジル映画では史上最高位

 25日、世界の映画祭の最高峰のひとつ、フランスのカンヌ映画祭で、ブラジル映画「バクラウ」が審査員賞を受賞し、ブラジル作品では同映画祭における史上最高となる賞を受賞するなど、ブラジル映画勢が健闘を見せた。26日付現地紙が報じている。  カンヌ映画祭は今年で第72回の歴史を数えるが、ブラジルの作品がコンペティションでの重要賞を受賞 ...

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東西南北

 26日に行われた親派デモはそれなりに形となり、なんとか面目は保たれたボルソナロ大統領。だが、26日付のフォーリャ紙によると、デモの結果がどうであれ、もう既に、連邦議会でのボルソナロ氏の評価は、「議会との関係を悪化させ、国の統治はできない」と散々で、「大統領権限を小さくさせる」ための法案を準備しはじめているという。それは「予算案 ...

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櫻井杏理選手が銅メダル=車いすフェンシングW杯=東京パラ五輪に繋げる

試合に臨む藤田選手(藤田裕香さん提供)

 ブラジルフェンシング連盟のパラリンピック委員会主催「車いすフェンシング世界選手権」が、21日から25日の5日間、サンパウロ市南部のブラジリアン・パラリンピック・トレーニング・センターで行われた。日本からは男子6人、女子1人の7人が出場。櫻井杏理選手(30)が見事銅メダルを獲得した。  日本からは恩田竜二選手、加納慎太郎選手、笹 ...

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梅花流詠讃歌の講習会=曹洞宗「仏教の賛美歌」

講師の丸太祥寛氏

 サンパウロ市サンジョアキン街にある曹洞宗南米別院佛心寺(采川道昭総監)は、「梅花流詠讃歌特派師範巡回講習」を同寺など各地で行う。受講料は無料。講師は佐賀県の東光寺の住職で、梅花流特派師範の丸太祥寛(しょうかん)氏。  「仏教の賛美歌」とも呼ばれる梅花流詠讃歌は、鈴鉦(れいしょう)という楽器を用いて唱える仏讃歌。御詠歌とも呼ばれ ...

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援協で高齢者無料検診=400人まで、早めの予約を

 サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)は「第12回高齢者無料検診」を6月15日、16日の午前7時から午前11時まで、サンパウロ市のリベルダーデ医療センター(Rua Fagundes, 121, Liberdade)で実施する。先着400人まで。予約は来院または電話にて可能。  対象は70歳以上。検査項目は血圧、血液像、総コレス ...

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『西風』第9号を発刊=日米戦、人口減少を考察

『西風』第9号

 西風会(せいふうかい)は3月に『西風』第9号を刊行した。発行部数は200部。同会は会員が毎月1回集まり、様々なテーマについて議論する私的な研究会。体験談や調査内容をまとめ、年に2回同書の出版を行っている。  今号では、峰村正威さんによる「日本的なあまりに日本的な」の最終回を掲載。日米戦の交渉の過程から、日本人的な考えを探る。 ...

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