ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》コメディ・グループ襲撃事件の主犯がロシアへ逃亡=傷害罪前科多数のPSL党員

《ブラジル》コメディ・グループ襲撃事件の主犯がロシアへ逃亡=傷害罪前科多数のPSL党員

 【既報関連】人気コメディ・グループ「ポルタ・ドス・フンドス」の事務所を襲い、火炎瓶を投げつけた主犯は社会自由党(PSL)党員で、既にロシアに逃亡中と、2日付現地サイトなどが報じている。
 事件は12月24日未明、リオ市ボタフォゴ地区にあるポルタ・ドス・フンドスの事務所で起きた。実行犯は「統合主義」の旗を掲げ、覆面で顔を隠した3人組とされたが、警察は関与したのは5人と見て、身元の確認などを行っている。
 事務所やその周辺の監視カメラの映像から、リオ市警は主犯をエドゥアルド・ファウジ・リシャルジ・セルキーゼ容疑者(41)と断定。年末からは顔写真と懸賞付で、情報提供を求める報道が繰り返されていた。
 同容疑者に対しては12月30日に逮捕状が出された。だが、同容疑者は前日の29日に、リオ市のトム・ジョビン空港からパリを経由してロシアへと逃亡した。逃亡の様子は監視カメラで確認されており、ロシアで撮影した映像もネット上に流れている。
 同容疑者は2001年に、ボウソナロ大統領が11月まで所属したPSLに入党。ネオ・ナチなどの思想に染まっていたと言われている。
 セルキーゼ容疑者には妻への家庭内暴力や傷害罪などの前科も少なくない。2013年にはリオ市保安局長のアレックス・コスタ氏に対する傷害罪で逮捕されている。
 リオ市警は2日、国際警察の指名犯リストに同容疑者の名前を加えるよう要請している。

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