埼玉県で13日に行われた「第98回全国高校サッカー選手権大会」の決勝で、静岡学園が前回大会王者の青森山田を相手に逆転劇を演じ、24大会ぶり2度目の優勝を果たした。同校卒業生の三浦泰年氏が本紙取材に応じた。泰年氏は三浦知良選手の実兄で、今年のサッカーサンパウロ杯ではソコロ・チーム監督を務めていた。
同氏は「優勝おめでとうございます。静岡学園サッカー部に関わる全ての人たちに『おめでとう! とありがとう!』と言いたい。これからも静岡学園のサッカーにこだわって、魅力あるサッカーを続けてください。歴史を作ってくれた後輩たちを誇りに思います」と温かい言葉を贈った。
同校サッカー部は、昨年7月27日付本面記事「名門静学サッカー部来伯!=サッカー王国で武者修行」で報じたように、昨年7月末から8月上旬にかけて、1年生の一部部員とコーチら約30人が技術向上のためブラジル遠征し、サンパウロFCなどサンパウロ市周辺のクラブチームとの練習試合などを行っていた。