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極上リブが食べ放題「Costelaria e o ponto」

うま味があふれ、とろけるようなコステーラ

 うま味がぎゅっと詰まった、ほろっとやわらかい牛のコステーラが、次から次へと運ばれてくる。ここはシュラスカリアではなく「コステラリア」、コステーラ専門店だ。この「Costelaria e o ponto」では、時間をかけたこだわりの調理法による極上コステーラ(costela/リブ)の食べ放題が楽しめる。

 シュラスコというと日本人はピッカーニャ(picanha/イチボ)をまず思い浮かべるが、シュラスコの本場、ブラジル南部の人々が愛してやまないのはコステーラだ。

 リブ(肋骨)は、サーロインと並ぶ牛肉の二大最高級部位で、肩ロースとサーロインの間のあばらの部分だ。最も霜降りになりやすい部分で、それだけにきめが細かく、やわらかく、上品な甘い風味がある。その最上級の部分をこだわりの製法で調理する。

 サンパウロ市モエマ区に店を構え、飲食店の移り変わりが激しいサンパウロで、1997年から続く人気店だ。

店の外観

 3代目になる共同経営者のジル・アラウージョさん(40)とリカルド・リマさん(39)は、「調理法にこだわっており、周りの店でここまでの設備は聞いたことがない」とし、「このコステーラを食べるために、遠方から来るお客さんもいる」と誇らしげに話す。

 店内の大きなレンガの窯で薪を焚き、140~150度の低温で36時間かけ、じっくりと火を通す。肉のうま味を引き出しつつ、それを閉じ込めていく。肉の味を邪魔しないように、下味は塩だけ。肉は仕入れから客への提供まで一度も冷凍せず、鮮度にもこだわる。これらの工夫が、口に入れた瞬間の味の広がり、とろけるような食感を生み出す。

 この店ではコステーラを8つの部位に分けている。ジューシーでやわらかいものもあれば、さっぱりと歯ごたえのあるものも。店員と好みに合うものを相談して、好きな部位だけ持ってきてもらうこともできる。

 フェイジョン・トロペイロ、サラダなど10種の付合わせもあり、これがまた食欲をそそられる。各種ドリンク、デザートも取り揃える。

 料金は平日昼が71・90レアル、土・日曜・祝日昼が81・90レ、夜(水・金・土曜日のみ営業)は59・90レ。

 だが今だけ本紙読者限定で、平日昼は59・90レ、土・日曜・祝日昼が65・90レの特別価格で楽しめる。本記事か、それを撮影した写真を見せること。

 

「Costelaria e o ponto」

▽住所

Av. dos Imarés, 758 – Moema

(地下鉄5号線エウカリプトス駅から徒歩10分)

▽電話番号

11・3562・5003

11・5542・3665

 

▽営業時間

月・火・木曜日

午前11時半~午後4時

 

水曜日

午前11時半~午後4時

午後6~10時

 

金・土曜日

午前11時半~午後10時

 

日曜・祝日

午前11時半~午後6時

 

▽価格

平日昼

71・90レアル→59・90レアル

 

土・日曜・祝日昼

81・90レアル→65・90レアル

 

夜(水・金・土曜日のみ営業)

59・90レアル

 

※本記事か、本記事を撮影した写真を見せること

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