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サンパウロ市カーニバル=5人が刺され、内1人死亡=逮捕者は1500人以上

 サンパウロ市のカーニバル期間中、同市内ではカーニバル絡みの事件で5人が刺傷事件に巻き込まれ、内1人が死亡。さらに1500人以上が逮捕されたと、26日付現地紙が報じている。
 23日22時30分~24日20時20分の間に、サンパウロ市のカーニバルの中心地である中央部と西部において、少なくとも5人がナイフで刺され、内1人が死亡した。
 亡くなったのは28歳の男性公務員で、23日夜にレプブリカで強盗殺人に遭った。この男性はブロッコに参加中、胸を刺されたという。
 翌24日にはサンタセシリア(中央部)でブロッコのパレードに参加した男性が、ピニェイロスでも3人の男性が、ブロッコ内部の争いでナイフで刺されている。
 さらにサンパウロ州保安局と軍警、サンパウロ市市役所が25日に発表したところによると、同内では1583人の逮捕者が出ている。また、窃盗にあったと思しき携帯電話142機、銃111丁、麻薬1・1トンなども押収された。
 サンパウロ市ではプレカーニバルの16日も南部ブルックリンで5人が被弾している。

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