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総領事公邸で天皇誕生日祝う=立錐の余地なし、420人が盛大に

天皇誕生日レセプションであいさつする野口泰総領事

 天皇陛下が2月23日に60歳の誕生日を迎えたことを祝って、聖市モルンビー区のサンパウロ総領事公邸で、天皇誕生日祝賀会が20日正午から行われた。招待客約420人が参列し、公邸内は立錐の余地がないほどに満杯になった。
 野口泰総領事が一人ひとりとあいさつを交わして記念写真を撮り、地方名産物のプレゼントを受け取った。続いて日伯両国旗の前で「君が代」を斉唱した。
 野口総領事は日伯両語で、「天皇陛下はこれまで3回ブラジルをご訪問された。日本人ブラジル移住百周年の機会にもご訪問され、日系団体主催記念式典に出席、交流に努められました。地理的に遠い場所にありながら、これほど多く皇族が訪問される国はブラジルをおいてほかになく、皇室とブラジルの関係は長く、歴史とともに大変親密である。新しい天皇陛下の下でその関係は末永く続いていくと確信します」と挨拶を始めた。

コチア青年連絡協議会の前田進会長と野口総領事

 さらに東京オリンピック・パラリンピックにも言及し、「世界の注目が日本に集まる中、ここサンパウロでも日本の魅力をPRする取り組みを強化しています。ぜひ日本を観光され、様々な魅力に触れて」と呼びかけ、「ボルソナロ政権の経済改革が進む中で日伯経済関係強化に向けた機運が高まっている。今後も様々な分野において日本とブラジル、サンパウロの関係が緊密化していくことを願う」とし、両陛下のますますのご健康を祈念して締めくくった。
 参列者の一人で今年95歳になる大浦文雄さん(元汎スザノ文体協理事長)は、「日本は新型コロナウィルスが感染しないように天皇陛下は皇居内で国民の祝福を受けずに誕生日を祝った。せめてブラジルから一人ひとりが百人分の声を上げて、みんなで『天皇陛下万歳!』を叫びたい」と感動に声を詰まらせて語った。

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