ホーム | ブラジル国内ニュース | 《コロナウイルス》ブラジル国内の感染者は13人に=バイーア州で1人、サンパウロ州で4人増=DF在住女性も確認待ち

《コロナウイルス》ブラジル国内の感染者は13人に=バイーア州で1人、サンパウロ州で4人増=DF在住女性も確認待ち

ルイス・エンリケ・マンデッタ保健相(Antonio Cruz/Ag. Brasil)

 【既報関連】バイーア州保健局は6日朝、同州フェイラ・デ・サンターナ市に住む34歳の女性が新型コロナウイルス感染症(COVID―19)に感染していることを確認した。
 また、同日午後のブラジル保健省の会見でも、サンパウロ州在住の感染者が4人増えたと発表された。これでブラジル国内の感染者は13人になった。6日付ブラジル国内各紙・サイトが報じている。
 バイーア州の女性はイタリアのミラノとローマを回り、2月25日に帰国していた。州保健局によると、女性は帰国後に発熱などの症状が出て、州都サルバドール市の私立病院で受診した。コロナウイルス感染の疑いで採取された女性の体液はリオ市のオズワルド・クルス研究所(Fiocruz)に送られ、6日に感染が確認された。
 現在、女性の症状は治まっているが、症状がなくてもウイルスを感染させる可能性があるため、自宅療養措置が取られている。
 バイーア州保健局長のファビオ・ヴィラス・ボアス氏は、「これは当州住民が国外でウイルスに感染したケース。州内部で感染が起きているわけではない。州内感染が起こらないようにするための封じ込め対策は、関係当局によって適切に行われている」と語った。
 コロナウイルスの災禍が始まったころ、ブラジルでは保健省だけに感染を確認する権限があったが、現在は各州保健局にも感染を確認する権限が与えられている。
 また、この他にも、連邦直轄区(DF)在住で53歳の女性が1次検査で陽性反応が出ており、現在は再確認のための検査結果を待っている。
 2月26日にブラジル国内初感染が確認されたサンパウロ市在住の男性(61)から、親族の女性2人が感染したことが5日に確認されたことで、ブラジルも国内感染発生国のリスト入りした。「ブラジルは、世界保健機関(WHO)から『コロナ警戒対象国リスト』に入れられる可能性がある」と保健省健康監視局長のワンデルソン・オリヴェイラ氏は語った。
 また、6日午後の時点でコロナ感染の疑いで検査中の擬似症患者は768人だ。これまでに擬似症患者が出ていない州はアクレ、ロライマ、アマパー、トカンチンスの4州だけで、残る23州とDFでは少なくとも1人以上の擬似症患者もしくは感染者が出ているが、オリヴェイラ局長は、「感染経路を特定できないような感染者は出ていない」とし、国内でのウイルス拡散を抑制するための基本戦略は変えないとしている。
 保健省は、国民に対して、頻繁な手洗いやアルコール消毒ジェルの使用、咳やくしゃみをするときは口と鼻を服の袖やティッシュで覆う、自分の耳鼻口を触らないなどの注意事項を周知するにとどめている。

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