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《ブラジル》コロナ災禍に関する世論調査=大統領の「騒ぎはヒステリー」発言への不支持54%=デモ隊との交流も不支持68%

コロナショックで人通りの少ないサンパウロ市パウリスタ大通り(参考画像・Roberto Paritozzi/Fotos Publicas)

 【既報関連】ブラジル調査機関「ダッタフォーリャ」は23日、新型コロナウイルス災禍に対する、ボウソナロ大統領、各州知事、保健省の取り組みに関する調査結果を公表。それによると、ボウソナロ大統領への評価は「とても良い/良い」が35%、「普通」が26%、「悪い/最悪」が33%、「分からない」が5%だった。同日付現地サイトが報じている。
 調査は電話聞き取り方式で、18日から20日に国内全地域の1558人を対象に行われた。誤差の範囲は3%ポイントだ。
 保健省の対応に対する評価は、「とても良い/良い」が55%、「普通」が31%、「悪い/最悪」が12%、「分からない」が2%だった。
 ダッタフォーリャは、全国平均と地域別の州知事の取り組みに対する評価も質問した。それによると、知事への評価は、「全国平均」では54%が「とても良い/良い」だった。地域別では、「北東部」は51%、「南東部」は52%、「中西部/北部」は56%、「南部」は61%だった、
 調査では、「コロナウイルスへの反応は、ヒステリー(騒ぎすぎ)」とのボウソナロ大統領の主張についても尋ねた。結果は、「同意できない」が54%、「同意する」が34%、「意見はない」が8%、「同意も、非同意もしない」が3%だった。
 「コロナウイルスの拡散を防ぐために、不特定多数との密接な接触を避けよ」と保健省が全国民に呼びかけていたのに、3月15日にはボウソナロ大統領自らが、自分を支持するデモに参加した群衆の前に現れ、握手をしたり、一緒に写真を撮ったりしたことに関しては、「支持しない」が68%、「支持する」が27%、「ノーコメント」が4%だった。

 同じ23日には、ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)による、サンパウロ市在住者に限った、ボウソナロ大統領の支持率も発表された。こちらは17日から19日までの間に、16歳以上の有権者1001人に行った調査で、大統領の治世(政権運営)をどう評価するかが聞かれ、「とても良い」が9%、「良い」が16%、「普通」が26%、「悪い」が8%、「とても悪い」が40%、「分からない/無回答」が1%だった。
 この調査は、サンパウロ市、サンパウロ州での非常事態宣言や商店などの閉鎖が指示される前に行われた。この調査も誤差は3%ポイントで、信頼度は95%だ。
 22日保健省による公式発表である、国内の新型コロナウイルス感染症(COVID19)による死者25人の内、22人がサンパウロ州、残る3人がリオ州だ。 

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