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南東軍=アマロ陸軍大将招待の昼食会=日系将官が異例の勢揃い

日本刀をもらって嬉しそうなアマロ陸軍大将

 サンパウロ市南部にあるブラジル陸軍南東軍司令部(CMSE)のマルコス・アントニオ・アマロ・ドス・サントス総司令官(大将)は6日、野口泰在サンパウロ総領事に加え、日系社会代表者ら計39人を同司令部に招いて昼食会を行った。
 陸軍ナンバー2だったヴァルテル・ソウザ・ブラガ・ネット氏が今年2月、ボウソナロ大統領から新官房長官に指名された。その後釜としてアマロ総司令官が4月3日からブラジリアに着任することになり、転勤する前に昼食会が行われることになった。昨年5月に現職に着任したばかりだが、早々にブラジル陸軍20万人のナンバー2に就任する予定だ。
 当日はアマロ総司令官の配慮により、小原彰陸軍予備少将に加え、エドソン・マサユキ・ヒロシ陸軍少将、池田隆蔵陸軍中将、松田ルイ・ユタカ陸軍中将、和田典明海軍中将らが錚々たる現役の日系将官が勢揃いした。
 また、ブラジリアの日本国大使館からも、溝田繁久防衛駐在官(一等陸佐)も出席した、
 まず午前11時から7人限定で、アマロ総司令官室に招待されて懇談会が行われた。会の呼びかけ人、リベルダーデ友好会の平崎靖之会長から日本刀の模擬刀が総司令官にプレゼントされると、お返しに陸軍刊行の『Sem Rendição minha guerra de trinta anos(降伏せず 三十年戦争)』(小野田寛郎著、ジェラルド・アウヴェス・ポルチーニョ・ジュニオール訳)が7人に贈られた。

ブラジル陸軍南東軍司令部の大サロンで記念写真

 池田中将の調査では、第2次大戦の欧州戦線に出兵した日系兵士は24人。一人戦死、23人は帰還しており、平崎さんは「ここにおられる皆さんが手を合わせれば、24人のことがもっと詳しく調べられる。笠戸丸や旅順丸など一番古い移民の息子が大半のはず。協力して」と呼びかけた。
 その後、全員が講堂に集められて陸軍の現状の説明を聞き、食事となった。まず池田中将がカイピリーニャの乾杯の音頭をとり、続いて菊地義治日本移民110周年実行委員長が日本酒での乾杯の音頭をとり、続いてアマロ総司令官が「バンザーイ!」と先導して、皆が唱和する光景も見られた。
 平崎さんは「こんな大きな会は初めて。すごいメンバーが揃った昼食会になった」としみじみ語った。

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