ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 サンパウロ市では10日より、商店や不動産屋の営業再開が認められた。ショッピングセンターは11日から。今回の営業再開には様々な制限がかけられており、一般商店の営業時間は11~15時、ショッピングセンターは6~10時か16~20時の4時間となっている。どちらも営業規模を外出自粛前の20%にまで落とさなければならない。それでも経営者側にとっては「閉店したままよりはマシ」といったところか。12日には「恋人の日」という商戦上、とても大事な日もあり、利用者側としては、混みすぎないかが気になるところ。「規制緩和はまだ時期尚早」との強い世論も存在するが、こうした緩和がどういう影響を及ぼすかにも注目したい。
     ◎
 5日、サンパウロ市でのコロナウイルスによる地区別死者数が発表された。最も多いのは北部のブラジランディアの247人で、東部サポペンバの245人がそれに続く。どちらも貧困層が多く住む地区だ。アゴラ紙によると、サポペンバでは死者が急増中だが、マスクを着けずに街を歩いている人が多い。道行く人に取材しても「隔離は飽きた」と開き直る人が目立つという。自分たちの居住区は死者が多いという事実を知らないのか、それとも、知っていても「だから何?」と思っているのか・・・。
     ◎
 サンパウロ市西部リモン地区で9日、コロナウイルスに伴う緊急援助金の不正引き出しの容疑で、2人組の男性が逮捕された。容疑者らは逮捕時に、約8千レアルとカード、カード読み取り機3台を持っていた。緊急援助金を狙った犯罪は全国で多発している。不正は当然悪いが、簡単に不正を許す、支払い側の対策も、もう少し何とかならないものか。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2020年7月3日 東西南北  6月30日、ボウソナロ大統領は大統領官邸で、飼い犬の返還式を行なった。大統領一家は6月18日、自身のインスタグラムで「新しい家族ができた」として、アウグストと名付けられた犬を紹介していた。これはミシェレ大統領夫人が官邸近くで拾ってきた迷い犬だった。その後、ナジブ・ザイダンさん […]
  • 東西南北2020年6月24日 東西南北  18日に逮捕されたファブリシオ・ケイロス容疑者の妻で逃走中のマルシア容疑者を巡る捜査が、23日午前、彼女の親戚が住んでいるミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテなどを中心に行われた。彼女も夫同様、フラヴィオ・ボウソナロ上議のリオ州議時代の幽霊職員で、「ラシャジーニャ」疑惑に関与 […]
  • 東西南北2020年7月2日 東西南北  最新のダッタフォーリャ世論調査によると、新型コロナウイルスに伴う緊急支援金を受けている層においても、ボウソナロ政権の評価が意外と低いことが分かった。「悪い」と思っている人が49%もおり、「良い」と思っている人の26%の倍近くいることがわかった。さらに、彼らの61%が「ボウソナ […]
  • 東西南北2020年6月20日 東西南北  一般犯罪も当然起きている。それどころか、全国でもっとも外出自粛が厳しかった今年の4月、ブラジルでは殺人事件が3950件も起き、しかも昨年同月より8%増えた。今年2月は4001件、3月は4151件なので、それに比べれば減っている。だが、外出する機会が激減したのに、殺人件数の方は […]
  • 東西南北2020年6月23日 東西南北  18日のファブリシオ・ケイロス容疑者逮捕以来、彼をかくまっていたとされるフレデリック・ワセフ弁護士への注目度が急速に高まり、ピアーダ(冗談、笑い話)まで浮上している。このピアーダは、ワセフ氏がかくまっていたことを否定したグローボ局のインタビューで、女性ジャーナリストが「では、 […]