ホーム | 日系社会ニュース | 本門佛立宗=茨木日水上人50回忌決起大会=ブラジル仏教初祖の日制定祝う=11月にリンス大宣寺で法要

本門佛立宗=茨木日水上人50回忌決起大会=ブラジル仏教初祖の日制定祝う=11月にリンス大宣寺で法要

公認状を渡す野村市議

公認状を渡す野村市議

 サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区のブラジル本門佛立宗(HBS)の中央寺院日教寺(高崎日現ブラジル教区長)は18日、茨木日水上人50回忌決起大会と、笠戸丸移民である同上人が「僧侶」としてブラジル上陸した6月18日を「ブラジル仏教初祖の日」(Dia do Padroeiro do Budismo no Brasil)に、サンパウロ市議会が制定した公認式を同寺で行った。
 同寺会場には野村アウレリオ市議を筆頭に信者の菊地義治氏、植松セルジオ日教寺信徒総代、東原エジソンHBS理事長が出席してメッセージを送ると共に、ブラジル日本文化福祉協会の石川レナト会長や、桑名良輔在聖総領事からもオンラインでメッセージが送られた。笠戸丸移民を送り出した水野龍の息子、龍三郎氏やブラジル仏教連合会の塚本智光会長、元連邦警察署長の池田マリオ氏らもオンラインで参加した。
 この決起大会は、来る11月1日にサンパウロ州リンス市大宣寺にて予定しているブラジル本門佛立宗を開教した茨木日水上人(茨木現樹師)の50回忌という大きな節目に向けて、機運を盛り上げるためのもの。

東原エジソン理事長

東原エジソン理事長

 1908年6月18日、当時22歳だった茨木日水上人は笠戸丸移民の一人としてサントスに上陸した。その際、下船者名簿(サンパウロ州移民史料館所蔵)の職業欄に「僧侶」と記していた。これが仏教のブラジル伝来の証拠となり、「ブラジル仏教初祖の日」としてサンパウロ市議会から決議された件の公認式が執り行われた。
 この称号は野村アウレリオ市議が法案を提出して働きかけ、市議会で可決されたもの。東原エジソン理事長と高崎教区長は「茨木上人がブラジル仏教初祖として認められた。野村市議の献身的な働きに心から感謝したい」と感謝の言葉をのべ、野村氏に随喜状を手渡した。
 

茨木日水上人の胸像

茨木日水上人の胸像

18日は野村市議本人から「パドロエイロ」公認状が手渡された。同市議は式典で茨木上人の業績を読み上げ、「ブラジルへの多大なる貢献をした。その犠牲多き生涯に対し、サンパウロ市議会はその業績に対して敬意を示すために、この決議をした。ブラジルにおける仏教の一番大事な日となりました」と語った。

 当日は新型コロナウイルス感染防止のため、会場は少人数のみが集まり、動画アプリユーチューブで決起大会の様子が、全ブラジル支院11カ寺に中継された。
 茨木日水上人50回忌法要は、リンス市大宣寺にて11月1日ブラジル時間8時(日本時間同日20時)行われ、ユーチューブで中継される。
 当日は、京都の本門佛立宗本山とも接続される。18日の式典の様子は以下にて視聴可能。(https://youtu.be/xoEIKCxFJ-I)

 

image_print

こちらの記事もどうぞ