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日本外務省研修生が総会=ラ米11カ国からOBら300人=3日間オンラインで交流

11カ国から様々な年代の元研修生が集結

 隔年開催の「外務省研修生OB会ラテンアメリカ会議」の第17回総会が11月3、4、5日に開催された。例年5月の開催のところ今回はコロナ禍の影響で11月に延期し、宮坂国人財団(西尾ロベルト会長)の協力のもと、初のオンライン開催に踏み切った。
 同会にはラテンアメリカ・カリブ地域の国11カ国から、元研修生200人がビデオ通話アプリで参加。その他の関係者も含めると参加者はなんと300人にのぼるという。「同じ時間に何百人も集まり、日本の人も驚いていました」と日本国外務省研修生OB会会長、上原テリオさん(二世、51歳)は会議の様子を振り返った。
 元外務省研修生が日系社会の将来についての話し合いを行い、様々な活動案が出された。中には「SNSやアプリを使いラ米諸国日系人の交流や日本文化発信」「大使館や外務省の協力を得て、公立学校の教育の場で日本文化を紹介する課外授業を作る」「日本文化イベントや祭りを開催」などの提案もあった。

11カ国の大使も参加した。

 初日の3日には、ラ米各国に駐在する日本国大使と元研修生の交流の場や設けられ、4日にはウェビナー、5日19時から20時半には、1965年に最初の研修生として訪日した渡部和夫さんとペルーの坂田ロドルフォさんが当時の様子を振り返り、最近の研修生と交流する機会も設けられた。「興味深い話を聞けました」と進行を務めた上原会長は頷く。
 ウェビナーではユーチューブ「Peach no Japão」(https://www.youtube.com/channel/UCBzpBtFjTlBkoLSvUR1L0vA)やポッド・キャストを通して日本の文化を発信する在日ブラジル人のピティ・コシムラさんや、サンパウロ出身でグーグルジャパンの広告営業本部長を務める武藤謙一郎さん、中前隆博アルゼンチン日本大使(元サンパウロ総領事)も出演し、現在の日本について紹介された。
 同会3日間の模様の一部はユーチューブ(https://www.youtube.com/c/GaimushoBR)で公開中。同会の内容を書籍にまとめて発刊する予定もあるという。

報告のため来社した上原テリオ会長、木多喜八郎(二世、76歳)前会長、川瀬アレシャンドレさん(三世、42歳)

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