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《ブラジル》検査キットの期限延長承認=700万回分以上の廃棄処分回避

 【既報関連】国家衛生監督庁(ANVISA)が9日、サンパウロ州グアルーリョス市に保管されている新型コロナの検査キットの使用期限を4カ月間延長する事を認める判断を下したと9日付現地サイトが報じた。
 この判断は保健省の要請に応えたもので、今月から来年1~3月に使用期限を迎える検査キット700万回分以上が、少なくとも一時的に廃棄処分を免れた。検査キットの使用期限切れが近い事は、エスタード紙が11月に報じていた。
 ANVISAによると、使用期限の延長承認は新型コロナの感染が世界的に再拡大しているという現状を考慮した特例的なもの。製造会社などが提示する使用期限や保存方法に関する基準などの技術的な面にも配慮した判断だという。

 使用期限の延長を承認するにあたって、保健省には、保管している検査キットを月1回、製造ロット毎に点検し、保存状態が良好か、まだ有効かなどを確認するよう指示している。
 検査キットの購入と各州への配布は保健省の責任だ。ブラジル国内の検査数は10月以降、減少傾向にあったが、保健省は今回の判断によって検査不足は回避されるとの見解を示した。ただし、各州保健局から出ていた、試験管や反応薬、綿棒などの不足については明確な対応を示していない。
 連邦検察官のルーカス・フルタード氏とファビアノ・コンタラト上議は11月末、連邦会計検査院(TCU)に、検査キットが死蔵状態に置かれ、使用期限切れで廃棄処分となる可能性が生じた経緯について捜査するよう求めていた。

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