ホーム | ブラジル国内ニュース | 《サンパウロ市》ワクチン90歳以上でさっそく好結果=州は75、76歳に15日から接種開始=ペレも接種済み

《サンパウロ市》ワクチン90歳以上でさっそく好結果=州は75、76歳に15日から接種開始=ペレも接種済み

ワクチン接種をうけた80歳の「サッカーの王様」ペレ(Rede Social)

 サンパウロ市保健局の発表によると、90歳以上のコロナウイルス感染症による死者が1月から2月で70%減少したことがわかった。この年齢層は2月5日から予防接種がはじまっており、ワクチンの効用を示す一つの例として注目される。8日付現地紙が報じている。
 市保健局のデータによると、1月は90歳以上のコロナによる死者が127人いたが、2月は38人になり、70%減ったことが明らかになった。
 さらに入院患者数も、1月の246人が、104人にと57・7%減った。コロナウイルスの感染者自体も、1月の380人から144人に、62・1%減少している。
 今回の結果に関し、保健局側は、「まだ結論を出すのは早く、今後も随時情報を更新していく」と語っている。
 だが、クリニカス病院の感染医のアルヴァロ・フルタード・ダ・コスタ氏は、「1月から2月にかけては死者や感染者が激増しているのに、コロナによるリスクが最も強い年齢層である90歳以上で、この数字だ」としてワクチンの効用を認めている。

 さらに、ブラジル予防接種協会(SBIm)の感染医、レナト・フォウリ氏も、「接種が2月5日からはじまったことや、抗体は接種後15日目くらいまでにできることを考えると、接種効果が出たと言える」と発言している。
 この数字が第1回目の接種しか行われていない段階でのものであることも注目される。コロナウイルスのワクチンは一般的に、2回の接種ではじめて本来の効果を持つとされている。コロナバックの場合、2度目の接種は最初の接種から28日以内までに行われる。オックスフォード・ワクチンは、最初の接種から12~13週間後に2回目が行われる。
 サンパウロ州でのワクチン接種は77〜79歳が3日から始まったが、州政府は8日、15日から75、76歳の接種を開始することを発表した。この年齢層の人は、州全体で42万人いる。
 8日の会見によると、サンパウロ州では少なくとも1回目は接種を受けた人が245万584人おり、2回目の接種が終わった人も84万5821人いるという。

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