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《ブラジル》2大ワクチンの製造再開=中国からのIFA到着で

 中国からの有効成分(IFA)の到着遅れで製造が止まっていたコロナワクチンのコロナバックとオックスフォード・ワクチンの生産再開が始まった。24、25日付現地紙、サイトなどが報じている。
 サンパウロ市ブタンタン研究所は24日、25日からコロナバックの製造を再開することを発表した。24日に、中国から送られたIFAが到着したためだ。当初は26日から再開の予定だった。
 今回送られたIFAの量は3千リットルで、コロナバック500万回分の製造に使われる。ブタンタン研究所によると、契約ではさらに1万5千リットルが送られることになっており、これも数週間以内に届くはずだという。
 一方、リオのオズワルド・クルス財団(Fiocruz)も、20日から止まっていた英国アストラ・ゼネカ社のオックスフォード・ワクチンの製造を25日から再開すると発表した。これは22日に、中国からのIFA1万2千リットルが到着したことによるものだ。

 これにより、オックスフォード・ワクチンの製造は6月の第3週までは滞りなく行われることになる。保健省への次の納品は7月3日の見込みだ。
 中国から続々とIFAが届いている背景には、20日にジョアン・ドリア・サンパウロ州知事をはじめとした知事たちとブラジル駐在中国大使のヤン・ワンミン氏がヴァーチャルで行った会議がある。知事たちはボルソナロ大統領やエルネスト・アラウージョ前外相が、コロナウイルスに関して、中国陰謀論を拡散していたことが中国政府の感情を損ね、それが中国のIFAの輸出の遅れや減量につながっていたのではないかと恐れていた。
 一方、国家衛生監督庁(ANVISA)は24日、インド製ワクチンのコバクシン2千万回分の輸入許可を求める請求を保健省から受けた。同ワクチンの輸入許可の申請は初めてではない。ANVISAは3月31日に、同ワクチンの製造元バラット・バイオテック社の査定に否定的な反応を示し、許可申請を却下している。

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