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《ブラジル》マナウス市=襲撃事件で車両29台、銀行7店など焼き討ち=7日までの逮捕者33人に

襲撃を受けたカアピランガ市の警察署(Divulgacao/Policia Militar)

 【既報関連】5日夜に起きた軍警との抗争で麻薬密売者が死亡した事を受け、アマゾナス州では6~7日にマナウス市中心に40回を超える襲撃と破壊行為が起きたが、8日は新たな襲撃事件はなく、バスの運行や予防接種も再開と8日付現地サイトが報じた。
 6~7日の襲撃ではバスやパトカー、救急車などの車両29台、市役所や保健所、警察署などの公共施設8軒、バス会社の組合や銀行などといった民間施設(銀行だけで7支店)が焼き討ちなどの被害に遭った。
 マナウス市や周辺の市ではバスの運行が止まった他、学校での対面授業や新型コロナの予防接種も中止された。
 州保安局によると、最後の襲撃は7日昼前にマナウス市コンペンサ区で起きた車両への放火で、民家にも火が及んだ。また、今回の破壊行為に関与した容疑者として、犯罪組織のリーダー2人を含む33人が逮捕され、11歳の少年も身柄を拘束されたという。

 一連の襲撃では死傷者はなしとされていたが、マナウス市から184キロのカアピランガ市での警察署襲撃事件では負傷者が1人出た。同市では警察署と軍警車両1台と市警車両2台、私有車1台が焼き討ちを受けた。マナウス市以外で襲撃事件が起きたのは、カアピランガ市を含む6市となった。
 事件に関与している犯罪組織は、地元の密売組織ファミリア・ド・ノルテを制圧して勢力を伸ばしているリオ市本拠のコマンド・ヴェルメーリョとされている。
 なお、法務省は7日、ウイルソン・リマ知事が6日の夜要請した、同州への治安部隊(FN)の派遣を承認した。

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