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宮城埼玉東京=3県人協力しイベント盛況=立派な会館の維持費捻出に

3県人会の会長(左から上利会長、鈴木会長、吉田会長)

3県人会の会長(左から上利会長、鈴木会長、吉田会長)

 「宮城だけでは人手が足りずイベントができないので、今はこうやって県人会同士で団結して開催するしかありません。本当にありがとう」――宮城県人会の上利エジガー会長はそう感謝を述べた。宮城県人会、埼玉県人会(吉田章則会長)、東京都友会(鈴木ワグネル会長)の3県人会が協力して5月30日に「ドライブスルー屋台祭り」を宮城県人会館で開催した。


 当日は豚の味噌角煮や、カレーパン、焼きそば、デザートのどらやき、メロンもち・チョコもちなど多種多様な8種類の食べ物が約750食程販売された。
 今回初めて販売した豚の味噌角煮は、今年日系大手スーパー「ヒロタフード」がユーチューブ上で開催した「県人会料理コンクール」(Concurso Kenjinkai)で東京都友会のオオハシ・フジタ・プリシラ・アヤさんが披露したもの。オオハシさんは、「出来栄えはコンクール時より抜群。この祭りで多くの人に食べてもらえてよかった」と笑顔で語る。
 東京五輪PRの一環で東京五輪ピンバッチと埼玉&ブラジルのピンバッチが購入者にプレゼントされた。


 会場提供をした宮城の上利会長に県人会の現状を取材すると、「今までの収益軸だったサロン貸しが、コロナ禍が始まってから一気に無くなって毎月赤字続き。10人寝泊まりできる部屋が今では3人だけ。購読していた新聞やその他の雑費など経費がかかるものは全て削りましたが、それでも財政は厳しくなる一方です」と立派な会館がある分、その維持費を捻出するのに苦労している。
 「少しでも収益が入るようイベントを行わなければと思っていますが、人手も足りない。そんな中でこういった協力があるのは本当にありがたい」と感謝した。
 埼玉の吉田会長は「こんな時こそ皆で団結しましょう。他県人会でも人手に困っているところがあれば手伝います。遠慮せず連絡ください!」と笑顔で呼びかけた。
 東京都友会会長で日系建設会社HOSS建設社長の鈴木ワグネル氏は、「これだけ大きなイベントを県人会の皆が団結して開催できたことは本当に素晴らしい。私が本業で忙しくなかなか手伝いができない分、都友会のメンバーが率先して計画から実行まで行ってくれて本当に感謝」と述べた。
 宮城県人会はイベントでのサロン貸しを行っている。時期や貸し出し費用の相談は以下宮城県人会まで連絡を。(上利会長ワッツアップ=11・96694・3726)

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