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《ブラジル》サッカー全国選手権でアトレチコ・ミネイロ優勝=50年ぶり、名将クッカ監督の手腕光る

優勝を決めたガロ(Pedro Souza/Atletico)

 2日、サッカーの全国選手権で、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテに本拠を置くアトレチコ・ミネイロが優勝を飾った。同選手権での優勝は50年ぶりだが、2013年に南米一に輝いて以降、上位常連チームとなっていた。3日付現地紙が報じている。
 「ガロ」の愛称で親しまれているアトレチコ・ミネイロは今季、序盤から絶好調だった。2位と3位にはフラメンゴにパルメイラスと、今年のリベルタドーレス杯の決勝を戦った強豪がいたにもかかわらず、終盤は両チームに10点差前後の勝ち点をつけてリード。2日の試合に勝てば、残り2試合の段階で2位のフラメンゴに勝ち点差11という、余裕の優勝が決まることになっていた。
 今季のガロの強さは2日の敵地でのバイア戦でも発揮された。後半の序盤までは0―2と押されていたが、後半28分に現時点での今季の得点王、フッキがPKを決めて反撃すると、バイア側が浮き足立ったため、その直後の29分と32分にケノが立て続けにゴールを決めて逆転。3―2で勝利した。

 今季のガロは、16年ぶりにブラジルに帰ってきた14年W杯のレギュラーのフッキに加え、国内有数のウイングのケノ、チリ代表フォワードのヴァルガス、アルゼンチンの中盤のナチョ、ザラチョといった外国人勢、そして期待されながらも欧州で芽が出ず、帰国して再生した左サイドバックのギリェルメ・アラナといった戦力がうまくかみ合い、全体2位の60得点という高い攻撃力を得た。また、守りでも、最少失点の27点で抑えるという好守を見せた。
 今季は特に、これらの戦力をまとめ、率いたクッカ監督の手腕が高く評価されている。同監督は、2013年にガロをリベリタドーレス杯で南米一に導き、以降の全国選手権でも8年間で5位以上を5回記録する、ガロの戦力安定化の契機を作った。また、それ以降に率いたパルメイラス、サンパウロ、サントスでも好成績を残している。
 8年ぶりに古巣ガロへの復帰となった今季は、全国選手権での優勝のほか、リベルタドーレス杯でベスト4、ブラジル杯でも決勝に進み、12、15日に優勝をかけて戦うなど、いずれでも好成績を収めている。 

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