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東西南北

 きょう午後5時からW杯準決勝のブラジル対ドイツ戦が行なわれる。ブラジルにとってネイマールと主将のチアゴ・シウヴァの欠場は痛いが、チアゴの代役のダンテはドイツのほとんどのレギュラー選手と同じバイエルン・ミュンヘンの選手。この試合から出場復帰のボランチのルイス・グスターヴォも、昨年までバイエルンにいた。またネイマールの代役が予想されるウィリアンはイングランドのチェルシーでオスカールと攻撃のコンビを組んでおり、決して慣れない攻撃布陣ではない。62年のW杯チリ大会はペレの負傷を代役のアマリウドが救って優勝したが、その奇跡が訪れるか?
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 3日付本紙でも報じた、2人の犠牲者を出したミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテのバターリャ・ドス・グアララペス高架橋の落下事故に関し、同州地裁が6日に同日からはじまる予定だった落下部分の撤去作業を差し止める命令を出していたが、7日に撤去作業がはじまった。同高架橋は、近くにあるミネイロン・スタジアムとコンフィンス空港を結ぶものとして建設されていたが、W杯開催には間に合わなかった。奇しくもブラジルの準決勝会場はミネイロン。抗議行動などで混乱しなければ良いが。
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 市警の発表によると、6月29日に東部サポペンバで建設中のモノレール(地下鉄15号線)の支柱に4人組がダイナマイトをくくりつけていたのが目撃され、爆発物2本が押収されていたという。ダイナマイトは起爆装置がなく、爆発しないようになっていたという。市警は「注目を引くための犯行」と見て、4人の容疑者を捜査中だ。

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