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MASP=尺八コンサート「秋の音色」=琴、ギター、チェロと共演も=27日

ニッケイ新聞 2010年3月25日付け

 在サンパウロ日本国総領事館(大部一秋総領事)は27日午後7時からサンパウロ美術館(MASP)大講堂(Av. Paulista, 1578)で尺八の講演会とコンサート「秋の音色」を実施する。尺八奏者のダニーロ・トミック氏が講師およびメイン演奏家として舞台に立つ。入場無料で事前申し込みが必要。
 トミック氏はサンパウロ総合大学(USP)音楽学部作曲学科卒業。琴古流五代目師匠石見梅旭の一番弟子で、1998年に師範の免状を受け梅京の名を授けられた初めてのブラジル人尺八奏者として知られる。
 現在は音楽家、作曲家、指揮者として活躍し、尺八をメインとするCDをAzulMusic社から発売した。「ブラジル日本音楽協会」の会長も務める。
 当日は尺八のほか、琴(北原民江氏)、ギター(カミーロ・カハラ氏)、チェロ(カヤミ・ファリアス氏)と供に観客を魅了する音楽セッションを行う。
 参加申し込みは総領事館(電話=11・3254・0100、内線355)またはメール(cgjcultural6@arcstar.com.br)まで。

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