10日には下院の憲政委員会(CCJ)で、テメル大統領(民主運動党・PMDB)に対する2度目の告発受け入れに関する報告官の意見書が提出され、11日には最高裁でアエシオ・ネーヴェス上院議員(民主社会党・PSDB)が停職処分に当たるか否かの基準となる憲法違反行為(ADI)についての審理が行われるなど、ブラジルの政界の動きが慌ただしいものになっていると10日現地紙が報じている。
10日、下院のCCJでは、テメル大統領ならびにモレイラ・フランコ大統領府事務局長とエリゼウ・パジーリャ官房長官という、PMDBの下院出身重要閣僚に対する告発審理の受け入れに関し、報告官による意見書の提出と読み上げが行われた。