最高裁大法廷が14日に、ラヴァ・ジャット作戦で有名となった、連邦警察による強制連行と事情聴取(コンドゥソン・コエルシチーヴァ・以下CC)に関する判事投票を終え、5―6で違法との判断が下された。15日付現地紙が報じている。
先週から始まった投票は、労働者党(PT)とブラジル弁護士会(OAB)の訴えを受けたものだ。それによると、連邦警察などが行っているCCは、民法201条の「捜査対象となった人物には、取り調べなどが行われる場所が妥当だと思われない場合に場所を選ぶ権利が与えられる」との条文に反し、黙秘権の行使なども妨げているという。