ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
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税制改革案、国会へ上程=税収増で潤う財政=投資と好調経済が追い風に=簡略化だけで重税は不変
ニッケイ新聞 2008年2月29日付け 政府は二十八日、これまで連邦税とされた四種の税に代わるIVA(付加価値税)を織り込んだ税制改革案を議会へ上程した。さらに商品やサービスに課される州税の主な財源
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EUが唐突な輸入再開発表=106農場からの生鮮牛肉=現地査察も終らぬうちに
ニッケイ新聞 2008年2月29日付け 二十八日付け伯字紙によると、二月一日からブラジル産の生鮮牛肉の輸入中止を決めていた欧州連合(EU)は二十七日、二十八日から生鮮牛肉の輸入を再開すると発表した。
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合法地主、僅か4%=AM1/3は無秩序の無法地帯
ニッケイ新聞 2008年2月29日付け アマゾナス環境団体(Imazon)が二十七日、アマゾン熱帯雨林とされる地域の農地は、所有者として正式に手続きを行い、地権を持っている生産者は四%に過ぎないと発
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国連人権委員会=拷問虐待の査察で来伯=ブラジルは槍玉第一号=勧告を軽視した政府人権省=長期奴隷制度の名ごりか
ニッケイ新聞 2008年2月28日付け 国連の専門家による人権委員会は二十六日、ブラジルが再々の勧告に関わらず治安当局による拷問や人種差別、女性への虐待などが恒常化していると初めての再査察を実施する
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シロアリ駆除でミイラ発見=サンパウロ市ルス修道院の壁の中=200年前の修道女の遺体2体
ニッケイ新聞 2008年2月28日付け 昨年、ブラジルで初の聖人となったフレイ・ガルバンが一七七四年に建立した修道院で、二〇〇年前のものと思われる二体のミイラが発見されたことが、二十七日付け伯字紙に
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ドル下落で物価安定=巣立つブラジル、沈み行く不沈空母
ニッケイ新聞 2008年2月28日付け ドル通貨が二十六日、一・六八四レアルと一九九九年五月以来の最低水準へ下げた。二〇〇八年に入って五・〇%の下げだ。このドル値下げの影響は、レアルばかりではなくユ
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空前の税収増記録=CPMF抜きでも目標達成
ニッケイ新聞 2008年2月28日付け 国税庁は二十六日、小切手税(CPMF)が廃止されたに関わらず税収が一月六百二十二億レアルに達し、ブラジル経済の好調振りを見せたと発表した。この金額は、インフレ
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対外収支、十年来の赤字=外資の参入に期待=成長期に見られる通常現象=借金依存体質と金融経済で
ニッケイ新聞 2008年2月27日付け 中央銀行は二十五日、海外との商取引やサービスにおける一月の対外収支が一九九八年十月以来の最低水準、四十二億三千二百万ドルの赤字と発表したことを二十六日付けフォ
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法定アマゾン地域にメス=乱伐対策の本格的始動=失職者への早急な対応も必要
ニッケイ新聞 2008年2月27日付け 俺たちの生活がかかっているーそんな思いが、パラー州タイランジアの住民を抗議行動に走らせたのは十九日。二十、二十一日の伯字紙によれば、違法伐採で押収された木材の
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大統領が村おこし=生活扶助の次は自立援助を
ニッケイ新聞 2008年2月27日付け 地方選を八カ月後に控えルーラ大統領は二十五日、農村部や低所得層の多い過疎地向け「生活改善プロジェクト」として百十三億レアルを投じる構想を発表した。農村電化運動