ホーム | コラム | 樹海 (ページ 270)

樹海

➡【無料朝刊サービス登録】緊急対応の無料PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年6月7日付け  日本民族はどうも外国語が苦手らしく、英語やドイツ語でペラペラ派は少ない。それでも近頃はかなり流暢に話せる人が増えてはいるが、むしろ中国や韓国の方がうまく喋るような気がする。英語にしても、中学から始めて大学を卒業するまで10年も勉強するのにさっぱり話せない▼そこで―教え方が悪いのではないか? ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年6月6日付け  北海道でトノサマガエルの駆除を始めるという。道内の在来二種と餌の昆虫を奪い合ったり、他種のカエルを食べたりするので、共存が難しいと判断されたのである▼北海道にはもともと生息しなかったのに、戦後食用などを目的に本州方面から持ち込まれたものらしい。野生動物の保護が専門の研究者は、在来種と水田の ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年6月5日付け  俗に〃秘密結社〃などと形容されることの多いフリーメイソンから、日系社会がオメナージェン(顕彰)されるというのは、なにか不思議な感じがする。西洋社会の奥深い部分に、百年を経過して、ようやく仲間入りをし始めたということなのだろうか▼昨年末にはリベルダーデ区サンジョアキン街のメトロ駅そばのグラン ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年6月4日付け  コロニアの一世女性は「主婦」という言葉をきけば、ピンときて、実体のイメージもわくだろう。日本では近年、この言葉が実感をともなわなくなり、その一つのあらわれとして、雑誌『主婦の友』が、五月一日発売の六月号が最終刊号になってしまった▼同誌は一九一七年に創刊された。九十一年の歴史にピリオドが打た ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年6月3日付け  6月はフエスタス・ジュニーナで祝祭が多い。24日のサンジョアン祭りは、焚火祭りで国民的な大祭になっている。サンパウロ奥地のピラポジ―ニョの火祭りは、ユ―カリで高い塔をつくり火を放っての大騒ぎだそうな。こうしたカトリックの宗教行事を移民の父・上塚周平は知っていたらしい▼笠戸丸の移民監督として ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年5月31日付け  アフリカは広く大きい。北のエジプトなどは政治や社会情勢もかなり安定しているが、サハラ以南には貧困や飢餓―エイズの感染が広がり涙を流す国もある。文化や文明の格差もあり、エチオピアにある古い宗教施設は今も輝きを失っていないが、こうした光を放つものが極めて少ない国もある。井戸がないために水がな ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年5月30日付け  「開発」や「市場原理」が、ブラジルにとって最重要、として優先したということであろうか。さきに辞任したマリーナ・O・S・リマ環境相が、辞任理由に「ソロモンの知恵」を引き合いに出したのをみれば、そう思わざるを得ない。――こう書いただけでは分かりにくいだろう。噛み砕けば、次のようになろうか▼マ ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年5月29日付け  「東洋街は内側からエスニック色が薄まってきてしまっているように感じる」。ブラジル人写真家マルシオ・スカヴォネさんがそう残念がっているコメントが伯字紙に掲載され、感慨深いものがあった。彼は二十八日からサンパウロ市のムゼウ・デ・カーザ・ブラジレイラで、東洋街を百日間歩き回って撮った写真展「リ ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年5月28日付け  「ミス・センテナリオ・ブラジル・日本」がこのほど選出された。決定を見て、美形の定義?を考えるのだが、それは時代とともに、随分違ってきているのではないかと思われる▼ジェンダー主義者らは「ミス選出なんて、ナンセンスだ」と唱える。ジェンダーとは、人間を生物学的にとらえずに社会学的・文化的にとら ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2008年5月27日付け  ミャンマーといえば「ビルマの竪琴」であり、映画の「戦場に架ける橋」がある。フランスの作家の小説「クワイ河の橋」を映画化しウイリアム・ホールデンが出演する画面で大活躍するのが、早川雪洲であり、あの名演技は忘れられない。今はサイクロンで大騒ぎしているけれども、あの国の歴史を紐解くと、いつも政 ...

続きを読む »